関東 大気の状態が不安定 23日昼前まで天気の急変に注意

2022年5月23日(月)0時0分 tenki.jp

22日夜、関東地方は雨雲やカミナリ雲が発達し、バケツをひっくり返したような雨が降った所もありました。大気の不安定な状態は23日の昼前まで続く見込みです。天気の急変にご注意下さい。

関東で雨雲が発達 北部は激しい雨の所も

22日の夜は関東で雨雲が発達。群馬県前橋市では午後9時40分までの一時間に45ミリの激しい雨を観測し、5月の1時間降水量としての1位の値を90年ぶりに更新しました。
(これまでは、1932年5月23日の26.5ミリ)
関東は北部だけでなく、南部にも雨雲がかかり、全域で変わりやすい天気になっています。

23日の昼前まで変わりやすい天気に

能登半島沖には低気圧があり、東南東に進んでいます。低気圧をとりまく雨雲が数字の『9』を描くように北陸から山陰にかけて広がっています。
関東には23日の昼前にかけて、この雨雲がかかる見込みです。
上空には、この時期としては強い寒気が流れ込み、局地的にカミナリが鳴ったり、ザッと雨脚が強まったりするでしょう。一時的に滝のような非常に激しい雨が降る恐れもあります。
朝の通勤通学の時間帯に重なる恐れもあるため、時間に余裕を持った早めの行動を心がけましょう。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

tenki.jp

「関東」をもっと詳しく

「関東」のニュース

「関東」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ