「博多の女性はきれいだね。男性はまぁまぁだね」 国民民主・榛葉幹事長発言に反応割れる

2025年5月27日(火)12時15分 J-CASTニュース

国民民主党の榛葉賀津也幹事長が2025年5月26日に行った演説中の発言をめぐり、賛否の声が上がっている。

「公の場で受け狙いの発言をしてはいけない」「窮屈な世の中は嫌だ」

榛葉氏の発言はJR博多駅前で行った街頭演説で出た。SNSでも演説の様子が拡散されており、榛葉氏は集まった聴衆に向け「わーっと見るとね、やっぱ博多の女性はきれいだね、コレ。で、男性はまぁまぁだね」と軽妙な調子で語っていた。

人の容姿をジャッジするような発言は、例え褒め言葉であっても、時に「セクシャルハラスメント」と受け止められることがある。

SNSでは、「政治の街頭演説で女性の容姿についてふれて持ち上げた気になってる点がヤバい」「おじさんは、ぜったいに公の場で受け狙いの発言をしてはいけない。と、江藤前農相が教えてくれたばかりなのに。学習能力がないのか」など、軽率な発言だとして批判する声が相次いだ。

さらに、国民民主党は夏の参院選の公認内定予定候補をめぐる批判もあるなど、慎重になるべきタイミングだったとの指摘もある。

一方で、「どこの党とか関係なく、これくらいの発言が許されないような窮屈な世の中は嫌だ」「榛葉さんのあの感じ好きなんですけどね」など、過敏になりすぎているのではとの声もある。

「自分も咎められる覚悟はやはり必要」

政界関係者や著名人らからの反応もまちまちだ。

立憲民主党の石川大我参院議員は、「この『芸風』には呆れを通り越し、悲しい思いだ」と投稿。

「ー『他意はない。へたな"つかみ"だった』と釈明しているーとのことだが、『他意はない』という言葉の意味は、『言葉どおりの意味合いで裏の意図はない』だ」と指摘した。

国民民主党の日隈慈・大津市議会議員は、Xで「失言? で更迭されるケースもある中で、他人の発言を咎める以上、自分も咎められる覚悟はやはり必要だと思います」と投稿。「僕自身も言葉にはより一層気をつけていきたいと感じています」と思いをつづった。

日本維新の会の衆院埼玉14区選挙区支部長・加来たけよし氏は、「そない、目くじら立てる内容かねぇ。べっぴんさん、べっぴんさん、一つ飛ばしてべっぴんさんが言えなくなる日も近い」と首をひねった。

なお、榛葉氏は同日に行われた取材で発言の真意を問われ、「他意はないです。下手なつかみで、すいませんでした。以後気をつけます」などと反省を述べていたという。

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