第1回 日本気象協会 梅雨明け予想 九州~関東で平年並みか早い 盛夏到来早まるか

2023年6月15日(木)16時28分 tenki.jp

きょう15日、日本気象協会は第1回「梅雨明け予想」を発表しました。九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では、梅雨明けが平年並みか平年よりも早い予想で、本格的な夏の到来が早まる可能性があります。沖縄、奄美、北陸、東北は平年並みでしょう。

梅雨明け 九州〜関東甲信で平年並みか早く

きょう15日、日本気象協会は第1回「梅雨明け予想」を発表しました。
今年の梅雨明けは、沖縄や奄美では、平年並みで6月下旬、九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では、7月中旬に梅雨明けが予想され、平年並みか平年よりも早い見込みです。北陸や東北は7月下旬で平年並みでしょう。
平年に比べて大きな差がなさそうですが、九州から関東甲信にかけては、本格的な夏の到来が少し早まる可能性があります。
梅雨明け直後は暑さは厳しくなるため、熱中症に注意、警戒が必要です。
※梅雨明け平年日
沖縄 6月21日ごろ
奄美 6月29日ごろ
九州南部 7月15日ごろ
四国 7月17日ごろ
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 7月19日ごろ
北陸 7月23日ごろ
東北南部 7月24日ごろ
東北北部 7月28日ごろ

梅雨前線は順調に北上傾向

気象庁発表の1か月予報などによると、梅雨前線は、南から北へ順調に北上する見込みです。
太平洋高気圧は、6月下旬頃から次第に勢力を強め、それとともに梅雨前線は西日本や東日本に停滞しやすくなる見込みです。
その後、7月上旬以降、太平洋高気圧は西日本の太平洋側に張り出しを強め、7月中旬には北への張り出しを強めると考えられます。
まだまだ梅雨前線による大雨シーズンが続きます。また、梅雨明け後にも大雨に見舞われることがあるため、情報には注意が必要でしょう。
大雨が予想される際には安全な行動をとってください。

大雨の備え

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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