梅雨明けした奄美や沖縄 夏空広がる 日中の厳しい暑さ、夜間の寝苦しさが続く

2023年6月26日(月)14時37分 tenki.jp

きのうの沖縄に続き、きょう26日(月)は奄美地方が梅雨明けしました。この先、奄美や沖縄は夏空が広がり、厳しい暑さが続くでしょう。ただ、今週末以降は一時的に雲の増える日がありそうです。

沖縄・奄美 本州よりひと足早く本格的な夏

きのう25日(日)の沖縄地方に続き、きょう26日(月)は奄美地方が梅雨明けしました。
奄美や沖縄では、この先も太平洋高気圧に覆われますが、一時的に高気圧の張り出しがやや弱まる日がありそうです。
30日(金)頃までは夏空が広がる所が多いでしょう。夏至直後の強烈な日差しが照りつけますので、マリンレジャーなど屋外での活動は万全な紫外線対策が必要です。7月に入ると雲が広がりやすくなるでしょう。
日差しが少ない日も暑さは厳しく、最高気温は連日30℃以上の真夏日予想です。また、昼だけでなく、夜も暑さが続き、最低気温は25℃以上の熱帯夜(夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜)がほとんどです。湿度も高く、一日中、体にこたえる蒸し暑さでしょう。

来週後半から再び晴れ

5日(水)頃にかけてもスッキリしない天気が続きます。6日(木)頃からは再び晴れる所が多く、ギラギラと強い日差しが照りつけるでしょう。
日中の厳しい暑さと夜間の寝苦しさも続きます。最高気温は32℃から33℃くらいと、うだるような暑さでしょう。体力に自信のある方も油断はできません。体に疲れがたまっている時や睡眠不足の時は熱中症にかかりやすくなりますので、お気をつけください。
なお、きょう26日(月)、奄美や沖縄地方には「高温に関する早期天候情報」が発表されました。この先も気温の高い傾向が続きますので、熱中症に一層の注意が必要です。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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