四国 高知県の清水で熱帯夜 この先蒸し暑さ増す 熱中症警戒 食べ物の管理にも注意

2023年6月27日(火)10時57分 tenki.jp

今朝は高知県の清水で、最低気温が25度を下回らない熱帯夜となりました。梅雨も後半に入って南からの暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、日ごとに蒸し暑さが増して、寝苦しく感じる日も増えてきそうです。日中だけでなく、夜間の熱中症にも注意してください。また食べ物の管理にも注意が必要です。

この先、梅雨前線は本州付近から日本海で停滞

今朝は高知県の清水で、最低気温が25.1℃と25度を下回らない熱帯夜となりました。四国地方では今季初めてで、その他の各地でも最低気温は23℃度前後と、夜間の気温はあまり下がりませんでした。(※ここでは朝の最低気温が25度以上を熱帯夜と定義)
梅雨も後半に入り、次第に太平洋高気圧も勢力を強め、梅雨前線は本州付近から日本海で停滞しやすくなるでしょう。四国地方は前線の南側に位置することが多くなり、さらに南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなって、蒸し暑さが増しそうです。

週間天気と気温

最高気温は30度前後の日が続き、真夏日となる日も多くなるでしょう。最低気温は、高知であす朝に25度と熱帯夜となる可能性があり、その他も23度から24度くらいで夜間も気温が下がりにくく、寝苦しく感じる日が続きそうです。
また湿度が高くなるため、汗が乾きにくく、体に熱がこもりやすくなりそうです。この先、日差しはあまりなくても熱中症にならないよう十分に注意してください。
なお、週末は本州付近で停滞する梅雨前線の活動が活発となり、大雨となるおそれもあります。今後の最新の情報をチェックしてください。

熱中症を防ぐには

熱中症にならないよう万全の対策が必要です。
水分はこまめにとるようにしてください。高齢の方は喉の渇きに気づきにくいため、時間を決めて水分を補給するとよいでしょう。また子供は一度にたくさん水を飲むことができないため、こまめな水分補給を促してあげましょう。また寝ている間も汗をかき、体の水分が奪われます。寝る前と起きた時にはコップ一杯水を飲みましょう。

食中毒を防ぐには

また湿度や気温が高い梅雨時期から夏にかけては、細菌性の食中毒の発生件数が多くなる傾向にあるため、食べ物の管理にも注意が必要です。
食中毒を予防するためにも、菌を「つけない」ように手や調理器具を洗ったり殺菌しましょう。
また菌を「増やさない」ように食品は冷蔵庫などでの適切な温度管理が必要です。冷蔵庫は詰め込みすぎると冷気が滞ることがありますので、詰め込みすぎないようにしましょう。
そして、ほとんどの菌は過熱によって死滅するため、加熱処理をして「やっつける」ようにしましょう。食品の中心部の温度を75℃で1分以上加熱することが目安です。

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