【台風第7号に関する情報】平成30年7月3日22時33分 気象庁予報部発表

2018年7月3日(火)22時33分 株式会社サニースポット

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平成30年 台風第7号に関する情報 第92号
平成30年7月3日22時33分 気象庁予報部発表

台風第7号の影響で九州北部地方は暴風や大しけとなっており、九州や四国地方で土砂災害の危険度が高まっています。土砂災害に厳重に警戒し、暴風やうねりを伴った高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

[台風の現況と予想]
 台風第7号は、3日21時には対馬市の北東約40キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は、4日は次第に勢力を弱めながら日本海を北東へ進み、4日夜までに温帯低気圧に変わりますが、非常に強い風を伴って5日にかけて北日本に接近する見込みです。
 
[防災事項]
<暴風・高波>
 西日本を中心に風が強まっており、九州北部地方の海上を中心に非常に強い風が吹いて大しけとなっています。
 西日本では4日にかけて局地的に非常に強い風が吹き、九州北部地方では4日未明にかけて大しけとなり、西日本を中心に広い範囲で4日にかけてしけの状態が続く見込みです。

 4日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  九州北部地方        25メートル(35メートル)
  近畿地方          23メートル(35メートル)
  中国地方、四国地方     20メートル(30メートル) 
 4日までに予想される波の高さは
  九州北部地方              6メートル
  中国地方、四国地方           5メートル
です。

 暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。

<大雨・雷・突風>
 九州や四国地方では、非常に激しい雨が降り局地的には猛烈な雨が降って、
土砂災害の危険度が高まっている所があります。
 台風周辺の発達した雨雲や暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本では4日にかけて雷を伴って激しい雨が降り、四国地方では局地的に4日朝にかけて猛烈な雨の降る所があるでしょう。東日本でも4日は雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みです。
 その後5日も台風から変わる温帯低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため西日本や東日本で大雨となる所がある見込みです。

 4日24時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  四国地方             400ミリ
  近畿地方、東海地方        250ミリ
  関東甲信地方           180ミリ
  九州北部地方、北陸地方      120ミリ
  中国地方、九州南部        100ミリ
 その後5日24時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  四国地方、近畿地方、東海地方、関東甲信地方
                  200から300ミリ
  北陸地方            100から200ミリ
  九州南部            100から150ミリ
の見込みです。

 土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

株式会社サニースポット

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