球磨川から流出の大量の土砂 気象衛星で捉える

2020年7月4日(土)14時20分 ウェザーニュース


2020/07/04 13:56 ウェザーニュース

記録的な大雨により球磨川は広域で氾濫しました。球磨川から流出した土砂が八代海に流れ込んでいる様子が気象衛星で捉えられています。

梅雨前線が南下したため、熊本県上空は雲が少なくなりました。可視画像では八代海が茶色く濁っている様子がはっきりと見ることができます。特に球磨川の河口付近で目立っており、大量の土砂が運ばれれて、海の流れ出たことを示しています。

川の水位の高い状況は当面継続か

球磨川は依然として氾濫危険水位を上回る状況です。雨は落ち着いたものの、八代では14時20分に干潮を迎えたあと、20時53分の満潮に向けて潮位が上がります。
潮位が上がると、川の水が海に流れこみにくく、水位の高い状況が長引くおそれがあります。氾濫していない川も含め、周辺は大変危険ですので、近づかないでください。

参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構


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