台風4号(タリム) 沖縄は間接的な影響で波が高い マリンレジャーは注意

2023年7月17日(月)10時55分 ウェザーニュース

2023/07/17 10:53 ウェザーニュース

7月17日(月)9時現在、台風4号(タリム)は発達しながら南シナ海を西北西に進んでいます。
日本への直接の影響はないものの、間接的な影響で沖縄では波の高い状態が予想されるため、海の日のマリンレジャーは高波に注意が必要です。
▼台風4号 7月17日(月)9時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s

日本からは遠ざかる進路

矢印は風向風速、海面の塗り分けは波高の予想

台風4号は南シナ海北部を西北西に進み、一時強い勢力にまで発達し、19日(水)頃に中国の華南〜ベトナム方面に上陸して勢力を落とす予想です。日本への直接の影響はありません。
発達に伴って台風と太平洋高気圧との間で気圧の傾きが急になっているため、台風から離れた沖縄付近でも風浪やうねりが発生しています。沖縄や奄美では18日(火)頃にかけて波の高い状況が予想されます。海の日の連休のマリンレジャーはうねりを伴った高波にご注意ください。

台風発生は1か月ぶり

平年の台風発生数

今年は4月に台風1号、5月に台風2号、6月に台風3号が発生していて、台風4号は1か月ぶりの台風発生になります。
7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年であれば台風の発生が一気に増える時期です。今年は平年よりも台風の発生数が少ないペースとなっていますが、これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風4号の名前「タリム(Talim)」はフィリピンが提案した名称で、鋭い刃先を意味する語からとられています。

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