台風10号が発生 週末に沖縄に接近も
2018年7月18日(水)22時0分 ウェザーニュース
2018/07/18 22:29 ウェザーニュース
18日(水)21時に、フィリピンの東海上の熱帯低気圧が台風10号(アンピル)になりました。17日の台風9号に続き、7月に入り3つめの発生です。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/sで、付近の海域にほとんど停滞している状態です。
▼台風10号 18日(水) 21時現在
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 ほとんど停滞
中心気圧 996 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
日本付近を覆っている夏の高気圧に行く手を阻まれるような形で、しばらくはゆっくりと北上する見込みです。まだ進路に不確定な部分があるものの、20日(金)以降は沖縄など南西諸島に近づく恐れがあるため、今後の進路にご注意ください。
さらに低気圧が…
また、さらに東の海上にも低気圧が発生。まだあまり雲はまとまっていないものの、対流活動は活発なため、今後は雲が発達してこないか注目されます。
台風の名前「アンピル」
アンピル(Ampol)は、カンボジアの果物の名前「タマリンド」が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。