週間 台風12号直撃 後 再び広く酷暑

2018年7月27日(金)11時27分 tenki.jp

この土日は、台風12号が東・西日本に接近し上陸の恐れ。月曜日以降は晴れる所が多く、再び広い範囲で猛烈な暑さに。

あす 台風の影響 関東と東海を中心とした広範囲に

あす28日(土)は台風12号が強い勢力で北上し、午後は関東に接近。進路を西よりに変え、紀伊半島付近へ進み、上陸する恐れがあります。
関東と東海は、道路があっという間に冠水するほどの滝のような雨が降るでしょう。風も強まり、看板や屋根瓦などが飛ばされるような非常に強い風が吹き荒れます。雨や風が特に強まるのは、関東は「昼前〜夜の9時頃」、東海は「昼過ぎ〜日付の替わる頃」となりそうです。なお、いまは潮位の高い時期です。台風接近時、高潮によって海岸付近の低い土地が浸水する危険性があります。
台風から離れた西日本も、湿った空気の影響を受けはじめます。近畿や四国では昼頃から雨が降ったりやんだりで、夜は雨脚が強まる所もあるでしょう。
あすの日中大荒れとなる「関東と東海」では、食品の買い出しや、停電への備え、飛ばされやすい物の片づけなど、台風対策はきょう27日のうちに済ませてください。川や崖、海岸の付近など、災害の危険性の高い地域にお住まいのかたは、いざという時のための持ち出し品や避難経路の確認、家族との連絡手段の確認なども早めにしておくと安心です。

日曜は西日本で荒れる その後は猛暑

29日(日)は、台風12号が近畿から九州付近まで進むでしょう。現時点の予想では、近畿は「未明〜昼前」、中国と四国は「未明〜昼過ぎ」、九州は「昼頃〜30日朝」にかけて、断続的に雨が強まり、風も強まって荒れた天気となりそうです。台風の進路や速度の予想にまだ幅があるため、荒れた天気となるタイミングが多少ずれることも考えられます。今後も最新の情報を確認してください。
特に、先日の豪雨で甚大な被害のあった地域では、脆くなっている崖や、堤防や護岸が崩れたり、土砂や流木がたまったままの川などもあり、たとえ大雨にならなくても新たに災害が発生する危険性があります。可能な限り早い避難を心がけてください。また、ブルーシートなどは飛ばされないように固定しておくと良さそうです。台風対策は「きょう27日〜あす28日の昼頃」までに済ませておいてください。

なお、台風12号の影響を受けている間は、厳しい暑さはいったん収まります。ただ、過ぎ去ったあとは、広い範囲で強烈な日差しが照りつけます。関東から九州にかけて、再びうだるような暑さとなりそうです。

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