週間天気 台風7号の動向注意 お盆休み期間中の天気に影響の可能性

2023年8月9日(水)5時50分 ウェザーニュース

2023/08/09 05:43 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・明日にかけ九州中心に台風6号に警戒
・お盆休みは台風7号の動向注視
・曇りや雨でも蒸し暑い日が続く

昨日新たに台風7号が発生し、お盆休み期間中はこの動向にも注意が必要です。

明日にかけ九州を中心に台風6号に警戒

台風6号/台風7号 進路予想図

台風6号(カーヌン)は明日10日(木)にかけて九州の西の海上を北上し、朝鮮半島に向かう予想です。
台風が北上した後も、西日本の太平洋側には湿った空気が流れ込みます。同じようなところに活発な雨雲がかかり続けるおそれがあり、大雨による災害の危険性が高まります。台風から離れている四国や紀伊半島などでも河川増水や土砂災害に警戒が必要です。
また北日本も、停滞する前線の影響で雨の降る日が多く、この地域としては雨量が多くなる予想です。

お盆休みは台風7号の動向注視

昨日8日(火)9時に、南鳥島近海で台風7号(ラン)が発生しました。
週末は「山の日」の祝日を含む三連休でお盆休み期間となりますが、このタイミングでも台風や湿った空気が日本の天気に影響を及ぼす可能性があります。
お盆休み期間中にかけてもまとまった雨の降る可能性があるため、随時最新の予報を確認するようにしてください。

曇りや雨でも蒸し暑い日が続く

関東など曇りや雨のところが多くなる分、昼間の気温はこれまでに比べると上がりにくくなります。ただ、暖かく湿った空気が流れ込む影響で不快な蒸し暑さが続く予想です。
日差しが届くとこれまでと同様に気温は高くなり、35℃以上の猛暑日になるところもあります。こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症予防を怠らないでください。十分な睡眠や栄養補給も熱中症予防の基本です。寝不足や食欲不振による小食は熱中症のリスクを引き上げますので体調管理に注意してください。

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