台風10号北上で日本海側はフェーン現象 40℃に迫る炎暑も
2019年8月12日(月)13時15分 ウェザーニュース
2019/08/12 13:04 ウェザーニュース
台風10号は14日(水)〜15日(木)にかけて西日本に接近し、上陸するおそれがあります。台風の周辺を吹く風が山越えとなる日本海側はフェーン現象で気温が極端に上がる見込みです。
フェーン現象って?
フェーン現象とは、気流が山脈を越える際に、湿度が低下して乾燥した高温の空気となり、山脈の反対側のふもとで乾燥した高温をもたらす現象です。
40℃に迫るような暑さも
フェーン現象により、特に北陸地方は14日(水)〜15日(木)に体温を大幅に超えるような気温になると見られます。
富山や福井は38℃、新潟県長岡は39℃を予想するなど、40℃に迫るような暑さとなるおそれがあります。
また、フェーン現象で空気が乾燥し、風が強いため火災が発生すると燃え広がりやすい条件となります。
暑さによる体調管理に加えて、火の取り扱いに注意が必要です。