台風7号(ヒーゴス)発生 今年8月の発生は5つ目
2020年8月18日(火)10時20分 ウェザーニュース
2020/08/18 10:26 ウェザーニュース
8月18日(火)9時、南シナ海で発達中の熱帯低気圧が台風7号(ヒーゴス)になりました。台風の発生は今月10日以来、約1週間ぶりとなります。
▼台風7号 8月18日(火)9時
存在地域 南シナ海
強さ階級 //
移動 西 30 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
南シナ海を西に進み中国に上陸か
太平洋高気圧が西へ張り出しているため、台風7号は今後も南シナ海を西寄りに進み、中国の華南に接近・上陸する可能性が高くなっています。
沖縄では太平洋高気圧や台風7号の周囲をまわる湿った空気の影響で、今日18日(火)は大気の不安定な状態となります。急な強い雨や突風などに注意してください。このほかは、日本への直接の影響はありません。
8月5つ目の台風発生
平年の台風発生数
台風7号は今年8月に入ってから5つ目に発生した台風です。8月の台風発生数の平年値は5.9個ですので、やや早いペースと言えます。
秋にかけては平年同様に台風が多く発生し、日本列島付近への襲来も見込まれます。大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風7号の名前「ヒーゴス(Higos)」は米国が提案した名称で、“いちじく“を意味するチャモロ語が由来です。