【台風第19号に関する情報】平成30年8月21日11時07分 気象庁予報部発表

2018年8月21日(火)11時7分 株式会社サニースポット

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平成30年 台風第19号に関する情報 第48号
平成30年8月21日11時07分 気象庁予報部発表

非常に強い台風第19号は、21日夜のはじめ頃から22日未明にかけて九州南部・奄美地方にかなり接近する見込みです。九州南部・奄美地方は暴風と高波に厳重に警戒し、大東島地方や西日本から東日本の太平洋側、豊後水道、九州の西海上では高波に警戒してください。22日にかけては九州北部地方や九州南部・奄美地方、西日本の太平洋側で大雨にも警戒してください。

[台風の現況と予想]
 非常に強い台風第19号は、21日10時には奄美大島の東南東約260キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は非常に強い勢力を維持したまま西北西に進み、21日夜のはじめ頃から22日未明にかけて九州南部・奄美地方にかなり接近するでしょう。その後台風は九州の西海上を北西に進み、23日朝に黄海に達する見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 九州南部・奄美地方や大東島地方では非常に強い風が吹き、大しけとなっています。沖縄本島地方や西日本から東日本の太平洋側ではうねりを伴ってしけており、大しけとなっている所があります。
 九州南部・奄美地方では、21日昼過ぎから22日にかけて台風の接近とともに猛烈な風と猛烈なしけとなる見込みです。九州の西海上では22日は非常に強い風やうねりを伴った大しけとなるでしょう。西日本から東日本の太平洋側や豊後水道でも22日にかけて大しけとなるでしょう。

 22日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  奄美地方        45メートル(60メートル)
  九州南部        40メートル(55メートル)
  九州北部地方      25メートル(35メートル)
  沖縄地方        21メートル(35メートル)
 22日までに予想される波の高さは
  九州南部、奄美地方           11メートル
  九州北部地方               8メートル
  沖縄地方、四国地方、近畿地方、東海地方  6メートル
です。
 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
 なお、23日以降も台風第20号の影響で、西日本を中心に暴風や高波のおそれがあります。 

<大雨・雷・突風>
 台風本体の雨雲が奄美大島にかかりつつあります。台風本体の発達した雨雲がかかる九州南部・奄美地方では21日夕方から22日にかけて雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、九州北部地方では22日は非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。また、紀伊半島や四国・九州の太平洋側の南東向き斜面では激しい雨や非常に激しい雨が降り、23日にかけて総雨量が多くなる見込みです。

 22日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  九州南部、奄美地方       400ミリ
  四国地方            250ミリ
  九州北部地方、東海地方     150ミリ
  近畿地方            100ミリ
 その後、23日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  九州北部地方、四国地方、東海地方  200から300ミリ
  九州南部              100から200ミリ
  近畿地方、奄美地方         100から150ミリ
の見込みです。
 大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 落雷や竜巻などの突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

株式会社サニースポット

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