強い台風13号 明日5日(木)に沖縄・宮古島に最接近 早めの対策を

2019年9月4日(水)12時0分 ウェザーニュース


2019/09/04 14:45 ウェザーニュース

9月4日(水)9時現在、強い台風13号(レンレン)は沖縄県の石垣島の南を進んでいます。明日5日(木)午後にも沖縄の先島諸島に最接近する予想で、暴風や大雨に警戒が必要です。その後は東シナ海を北上し朝鮮半島方面へ進む予想です。
▼台風13号 9月4日(水)9時
 存在地域   石垣島の南約210km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北東 10 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

沖縄は今日から荒天に警戒 早めの対策を

台風13号 予想進路(拡大)

今日午後は速度を落として東向きに進み、明日以降は北向きに進む予想です。台風が予報円の中心を通ると、明日5日(木)の夕方から夜に、強い勢力で宮古島周辺に最も近づくとみられます。
先島諸島ではすでに東風が強まってきています。また、台風を取り巻く雲の一番外側の部分がかかっていて、断続的に強い雨が降っています。今夜からは非常に強い風が吹き、海ではうねりを伴った波が高く、大しけとなる見込みです。
明日5日(木)の午後は、宮古島では暴風が吹き荒れ、海上は猛烈なしけとなるおそれがあります。大雨による冠水や土砂災害、落雷や突風にも警戒してください。
沖縄本島周辺でも次第に風が強まって、明後日6日(金)は大雨に警戒が必要となります。台風への備えを早めに行い、常に最新の情報に確認するようにしてください。

九州でも強風や高波に注意

台風は沖縄を通過後は東シナ海を北上し、朝鮮半島方向へ向かう予想です。
長崎県の五島列島などに活発な雨雲がかかる可能性がありますが、九州本土への大雨や強風の影響は限定的とみられます。ただ、強風や強い雨、高波などの影響が出る可能性があるため、最新の気象情報に留意してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風13号の名前「レンレン(Lingling)」は、香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。


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