【台風第18号に関する情報】平成29年9月18日04時35分 気象庁予報部発表

2017年9月18日(月)4時35分 株式会社サニースポット

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平成29年 台風第18号に関する情報 第132号
平成29年9月18日04時35分 気象庁予報部発表


大型の台風第18号の影響により、18日夜にかけて、北日本を中心に、猛烈な風が吹き、海は大しけとなり、大雨となる所があるでしょう。暴風やうねりを伴った高波、大雨に厳重に警戒してください。


[台風の現況と予想]
 大型の台風第18号は、18日3時には佐渡市の南約40キロの海上にあって、1時間におよそ70キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで
、中心の東側600キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
 台風は日本海を発達しながら北北東へ進み、18日昼前に北日本に上陸する見込みです。また、台風は次第に温帯低気圧の性質を帯るため、暴風域や強風域が広がり、台風の中心から離れた地域でも、暴風や強風に警戒・注意が必要です。台風は18日夜にはサハリン付近へ進み、温帯低気圧に変わる見込みです。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 台風の影響で、18日夕方にかけて、北日本を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。局地的には猛烈な雨の降る所がある見込みです。また、西日本と東日本では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や河川が増水している所があります。

 19日6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、
  北海道地方      200ミリ
  東北地方       120ミリ
 です。

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 北日本や東日本の海上を中心に、非常に強い風が吹き、大しけとなっています。
 北日本の海上では、18日夜のはじめ頃にかけて猛烈な風が吹き、大しけとなる所がある見込みです。東日本でも、18日は非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。

 18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  東北地方、北海道地方       30メートル(45メートル)
  北陸地方             25メートル(35メートル)

 18日に予想される波の高さは、
  北海道地方             8メートル
  関東甲信地方、東北地方       7メートル
  東海地方              6メートル
 です。
 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

<高潮>
 台風の影響により、北日本では、18日は潮位が高くなる所がある見込みです。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒・注意してください。

[補足事項等]
 今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「台風第18号に関する情報(総合情報)」は、18日11時頃に発表する予定です。

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