木星が見頃 今夜は雲が多い地域でもチャンスあり あす28日以降は観察によい条件

2022年9月27日(火)11時25分 tenki.jp

きょう27日、木星が地球からみて太陽とちょうど反対側になります。木星の観察シーズン到来です。今夜は雲が広がる地域が多いですが、雲の隙間から明るく輝く木星をみられる可能性はあります。

木星の観察シーズン!

太陽系最大の惑星である木星が、きょう27日、地球からみて太陽とちょうど反対側になります。木星は、これから見頃です。
太陽系の天体が、地球からみて太陽とちょうど反対側になる瞬間のことを「衝(しょう)」といいます。衝の頃の惑星は、地球との距離が近く見かけの直径(視直径)が大きくなっている、光っている部分を正面から見るため陰になる面積が少ないなどの理由で、明るくみえます。日の入りの頃に東の空から昇って真夜中に南中し、日の出の頃に西の空に沈むため、一晩中見ることができます。
衝の頃の木星は、約マイナス3等の明るさで輝き、明るい星の少ない秋の星座の領域で、大きな存在感を放っています。
参照:国立天文台HP(https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2022/09-topics04.html)

今夜の天気は?

きょう27日夜は、沖縄は晴れて、星空観察ができるでしょう。
九州から北海道は、気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りや雨の所が多い見込みです。ただ、九州や中国地方、関東、北海道付近では、薄い雲が中心でしょう。明るく輝く木星をみられる可能性はあります。

あす28日〜10月3日頃 九州〜北海道は星空観察によい条件

あす28日から10月3日頃にかけて、本州付近は高気圧に覆われて晴れる日が多いでしょう。九州から北海道では、星空観察によい条件です。
日中はまだ残暑が続きますが、日が沈むと、涼しい秋の風が吹くでしょう。

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