【台風第20号に関する情報】令和元年10月20日16時41分 気象庁予報部発表

2019年10月20日(日)16時41分 株式会社サニースポット

進路予報図

写真を拡大

令和元年 台風第20号に関する情報 第15号
令和元年10月20日16時41分 気象庁予報部発表

強い台風第20号は、暴風域を伴って21日に沖縄地方や奄美地方に接近するおそれがあります。沖縄地方では暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。

[台風の現況と予想]
 強い台風第20号は、20日15時には南大東島の南西にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は北東に進み、21日には暴風域を伴って沖縄地方や奄美地方に接近するおそれがあります。また、台風の北側に前線が停滞しており、21日にかけて台風周辺の温かい湿った空気が流れ込み、活動が活発となる見込みです。台風は次第に温帯低気圧の性質を帯びつつ日本の南を北東に進んで、22日朝には四国の南海上で温帯低気圧となる見込みです。
 台風から変わった温帯低気圧は前線を伴って、22日夜にかけて西日本から東日本の太平洋側を北東に進む見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 沖縄地方ではうねりを伴ってしけているところがあります。今後、台風の接近に伴い、沖縄地方や奄美地方では次第に風が強まり、20日夜遅くから21日昼過ぎにかけて、非常に強い風が吹いて、沖縄地方では21日未明から朝にかけて暴風となり海は大しけとなる所がある見込みです。
 21日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  沖縄地方  25メートル(35メートル)
  奄美地方  20メートル(30メートル)
 21日にかけて予想される波の高さは、
  沖縄地方  6メートル
  奄美地方  5メートル
です。
 暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。

<大雨・落雷・突風>
 沖縄地方では台風周辺の発達した雨雲がかかり、海上では雷を伴った非常に激しい雨となっています。
 沖縄地方と奄美地方では、21日にかけて台風周辺の発達した雨雲がかかり、大気の状態が非常に不安定となって、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
 台風から変わった温帯低気圧が接近し、西日本から東北地方でも22日は大雨となるおそれがあります。
 21日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  九州南部       100ミリ
  沖縄地方、奄美地方   80ミリ
です。
 その後、22日18時までの24時間予想される雨量は、多い所で、
  伊豆諸島、東海地方  100から200ミリ
  関東甲信地方     100から150ミリ
  東北地方        50から100ミリ
  北陸地方          およそ50ミリ
です。
 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 台風第19号による記録的な大雨により、河川堤防等が損傷を受けた地域では、普段では災害が起きないような雨量でも洪水の危険度が高まるおそれがあります。

株式会社サニースポット

「台風」をもっと詳しく

「台風」のニュース

「台風」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ