台風17号(ソウデル)発生 日本に直接の影響なし 10月4つ目の台風

2020年10月20日(火)10時35分 ウェザーニュース

2020/10/20 10:39 ウェザーニュース

10月20日(火)9時に、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風17号(ソウデル)になりました。
フィリピンを通過して南シナ海を発達しながら西へ進み、ベトナム方面に進む見通しです。ベトナムは台風15号・16号などの影響で、すでに災害に見舞われており、今回の台風接近に伴ってさらなる被害の拡大が懸念されます。
日本への直接の接近はありません。
▼台風17号 10月20日(火)9時
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 25 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s

10月に入って4つ目の台風発生

平年の台風発生数

今月はすでに台風14号と15号、16号が発生しており、今回発生した台風17号で4つ目となります。10月の台風発生数の平年値は3.6個で、平均を上回る発生数となりました。
今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は7個、9月は4個の台風が発生しています。
10月も下旬になると上陸することは非常に少なくなり、1951年の統計開始以来、10月下旬以降に上陸した台風は3個に留まります。ただ、上陸はしなくとも、近くを通ることで大雨をもたらすケースは考えられますので、情報はしっかりと確認をしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風17号の名前「ソウデル (Saudel)」はミクロネシアが提案した名称で、伝説上の首長の護衛兵から名付けられています。

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