北海道の1か月 雪の便りは今年も遅い?

2019年10月24日(木)19時21分 tenki.jp

24日、札幌管区気象台は北海道の1か月予報を発表しました。向こう1か月の平均気温は平年より高くなるでしょう。特に、11月のはじめにかけては、気温がかなり高い予想となっており、この時期としては過ごしやすい陽気となる日が多そうです。降水量と日照時間はほぼ平年並みでしょう。

10月26日〜11月1日 札幌の初雪も遅れそう

北海道付近を低気圧や気圧の谷と高気圧が交互に通過するため、数日の周期で雨が降ったり晴れたりする見込みです。例年ではこの時期は低気圧が通過したあとで強い寒気が流れ込み、雨が雪に変わるようになります。しかし、今年は暖かい空気に覆われやすいため、平地で雪になるレベルの寒気が流れ込みにくい状況となる見込みです。初雪の平年日は、稚内10月22日、旭川10月23日で、すでに平年より遅れています。札幌の初雪の平年日は10月28日ですが、こちらも平年より遅れることとなりそうです。

11月2日〜11月8日 タイヤ交換は余裕をもって

冬型の気圧配置となる日もありますが、高気圧に覆われやすい見込みです。日本海側では、平年に比べて天気の崩れる日が少ないでしょう。オホーツク海側や太平洋側では平年に比べて晴れる日が多い見込みです。気温は平年より高く、季節の歩みは引き続き、ゆっくりとなりそうです。しかし、いくら気温が高めとは言え、北海道ではひとたび強い寒気が入ると、いつ雨が雪になってもおかしくない時期です。タイヤ交換は時間のある時に余裕をもって進めるのもよいかもしれません。なお、峠や山間部を車で通行される方は、積雪や部分凍結などの恐れがあるため、道路情報や気象情報に注意が必要です。

11月9日〜11月22日 冬の足音が聞こえてくる

冬型の気圧配置となる日があり、日本海側では平年と同様に曇りや雨、または雪の日が多いでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わり、太平洋側では平年と同じように晴れの日が多い見込みです。気温は平年並みとなるでしょう。11月のはじめにかけては気温が高めで経過するため、急に寒さが強まるイメージとなります。コートはワンランク厚手の物がほしくなりそうです。

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