高知県で「だるま朝日」 立冬の朝に風物詩が出現

2018年11月7日(水)7時20分 ウェザーニュース


2018/11/07 07:01 ウェザーニュース


立冬の今日7日(水)朝、高知県土佐市では、日の出の際に太陽がくぼんで見える「だるま朝日」の写真が届きました。

今日7日(水)は中国四国エリアでは朝からスッキリと晴れています。このため、だるま朝日が撮影された土佐市に近い須崎市では10.9℃、高知市でも12.0℃まで気温が下がりました。

だるま朝日が見える原理

蜃気楼の一種で、朝冷やされた空気の下層と比較的暖かい海面付近との温度差が大きくなり、人の目に届く光が曲げられて、下側にもう一つ朝日があるように見えることで、だるま型になるといわれています。

この時期の風物詩

空気はすぐに温度が変わり、水はゆっくりと温度が変わります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い、秋〜春は海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく、“だるま”を見られることが多くなります。

今日の夕方も“だるま”チャンス!

今日は、西日本の太平洋側を中心に穏やかな晴天となる予想です。そのため、今日の夕方もだるま型の夕陽が見られるチャンスがありそうです。
明日からは全国的に雲が多くなってくるので、海岸や港など日の入り方向の水平線が見える場所から、狙ってみてはいかがでしょうか?


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