北日本の日本海側や北陸の山沿いで断続的に雪 大雪に注意

2023年11月30日(木)8時0分 ウェザーニュース

2023/11/30 07:49 ウェザーニュース

冬型の気圧配置が強まり寒気が南下しているため、北日本の日本海側や北陸の山沿いなどで断続的に雪が降っています。特に今日30日(木)は雪雲が発達しやすいため、大雪に注意が必要です。
寒気の流れ込みは12月2日(土)頃まで続くため、今日の大雪のピークを越えたあともしばらく雪の降りやすい状況が続きそうです。

12時間に30cm以上の降雪も

寒気の影響に加え、上空の気圧の谷の通過に伴い雪雲が発達しているところがあり、山沿いを中心に雪が強まっています。
7時までの12時間降雪量は、北海道の音威子府で31cm、青森県の酸ヶ湯で24cmなどの大雪となっているほか、北海道の滝川や美唄で16cm、青森市で13cmなど都市部でも本格的な雪となっています。
雪ではなく雨となっている北陸の平野部でも、大気の状態が不安定で落雷の観測されているところがあります。

寒気のピークは明日にかけて

大雪のピークは今夜遅くまで続き、この先新たに20cm以上の雪が積もるところがある予想です。積雪急増や吹雪による視界不良等に注意してください。
また、北陸や山陰の山間部も積雪となるところがありそうです。積雪によって路面状況が著しく悪化したり、山間部では雪崩(なだれ)が発生する危険があるので注意が必要です。
大気の状態が不安定になるため、北陸から山陰の平野部は雪にならなくても、雷や雹(ひょう)を伴って雨が強まったり、竜巻などの突風にも注意が必要です。
さらに、冬型の気圧配置は12月2日(土)頃まで続くため、大雪のピークを越えたあとも断続的に雪が降る見通しです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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