2週間天気 12月後半は寒波襲来か 日本海側で大雪の恐れ 全国的に寒さ厳しく

2023年12月8日(金)11時43分 tenki.jp

12月に入ってから暖かさと寒さを繰り返していますが、来週にかけても秋と冬を行ったり来たりしそうです。12月の後半になると寒波が襲来して、日本海側を中心に大雪が長く続く可能性が出てきました。今後の情報にご注意ください。

1週目(12月9日〜15日) 秋と冬が行ったり来たり

週末9日〜10日は、沖縄や九州〜関東は暖気に覆われて、季節外れの陽気になるでしょう。予想最高気温は東京都心や福岡市などで連日の20℃以上となる見込みです。北陸や北日本も9日は暖かいですが、10日は一気に気温が下がり寒くなるでしょう。北海道は雪や風が強まりそうです。
週明け11日〜12日は発達する低気圧の影響で、各地で荒れた天気になるでしょう。特に九州〜関東の太平洋側では雨量が増えて、北海道の東部では降雪が強まる恐れがあります。気温もグッと下がり、11日の東京都心の最高気温は10℃と、前日より10℃くらい下がります。
13日〜14日は一時的に寒気が流れ込んで、北陸や北日本は冬らしい寒さになりそうです。晴れる関東〜九州でも冷たい空気に包まれる所があるでしょう。
15日は再び低気圧が通過するため、全国的に曇りや雨となるでしょう。北〜東日本を中心に寒さが続きそうです。

2週目(12月16日〜21日) 寒波襲来の可能性 日本海側は大雪の恐れ

16日も前線や低気圧の影響を受けやすく、全国的に曇りや雨となるでしょう。
この低気圧や前線が去ったあと、17日以降は日本付近には寒波が襲来する見込みです。北日本の日本海側や北陸は断続的に雪が強まり、大雪が長引く可能性も。備えは早めに済ませてください。
また、平地で雪が降るレベルの強い寒気が九州付近まで南下。西日本でも17日以降は山沿いを中心に降雪が強まり、福岡市内などでも雪の降る可能性があります。
晴れる太平洋側でも寒さが厳しくなるでしょう。18日の最高気温は東京都心や大阪市は10℃に届きません。冷たい北風も強まるため、体感的には一段と寒くなりそうです。

大雪や低温に備えて

寒波が襲来するのはまだ1週間ほど先の予想ですが、以下のようなリスクに対して早めに備えておくと安心です。
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
最新の気象情報を確認しながら、できることから始めるようにしましょう。

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