来週は強い寒気が南下 低温と大雪に関する早期天候情報も

2023年12月11日(月)17時30分 ウェザーニュース

2023/12/11 17:16 ウェザーニュース

来週は日本列島の上空に強い寒気が南下します。
17日(日)以降は全国的に気温が一気に低くなり、それまでの暖かさから一転して真冬の寒さになる見込みです。
日本海側では雪の日が続き、大雪に注意が必要です。

日本海側は大雪に要注意

週後半の15日(金)から16日(土)は低気圧が日本付近を発達しながら通過します。
低気圧の通過後には冬型の気圧配置が強まり、17日(日)以降は強い寒気が南下する可能性が高くなっています。
この冬型の気圧配置と強い寒気は、しばらく続く可能性があります。このため日本海側の各地は雪の降る日が多くなる見込みです。
気温の低い北海道や東北では降雪が続き、平野部でも大雪や吹雪に注意が必要です。寒気の継続期間が長いため、総降雪量が多くなるおそれがあります。
気象庁は、北日本の日本海側で17日(日)頃から5日間の降雪量が平年よりもかなり多くなる可能性が高いとして、大雪に関する早期天候情報を発表しました。
今年はまだ富山や金沢、福井で初雪が観測されていませんが、北陸平野部でも雪の積もる所が多くなりそうです。
また、近畿北部や山陰でも広範囲で雪になる見込みです。
まだ冬タイヤへの交換をしていない方は、今週中に冬装備の準備をしておくことをおすすめします。
北陸や西日本日本海側でも降り方によっては除雪が必要になる可能性もあるため、早めに備えを済ませておくと良さそうです。

西日本や東日本も真冬の寒さに

来週は上空に強い寒気が流れ込み、全国的に気温が低くなる見込みです。
気象庁は、北日本と西日本、奄美で17日(日)頃から5日間の平均気温が平年よりもかなり低くなる可能性が高いとして、低温に関する早期天候情報を発表しました。
東海から九州にかけては、17日(日)以降は最高気温が10℃に届かない日が続きます。また、朝も2℃くらいまで下がる日が多くなる予想です。
比較的寒気の影響を受けにくい東京でも、来週は最高気温が10℃前後となる見込みです。
東日本や西日本は、今週は最高気温が20℃前後まで上がる日もありますが、17日(日)以降は気温が一気に低くなります。
それまでの暖かさから一転して、急に真冬の寒さとなりそうです。
寒暖の変動が非常に大きくなるため、急な寒さで体調を崩さないようお気をつけください。

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