週間天気予報 年末年始に強力寒波 早めに大雪への対策を

2020年12月28日(月)6時1分 ウェザーニュース

2020/12/28 05:49 ウェザーニュース

年末年始は非常に強い寒気が流れ込みます。大晦日から元日にかけては大雪などの荒れた天気に警戒が必要です。早めに大雪への備えを行ってください。

■この先1週間のポイント■

・大晦日は寒波襲来 元日にかけ広範囲で雪
・極寒の年越し 昼間でも辛い寒さ
・満月や流星群など天体イベント満載

大晦日は寒波襲来 元日にかけ広範囲で雪

上空1,500m付近の気温 31日(木)9時

日本付近には31日(木)の大晦日から1日(金)の元日にかけてをピークに非常に強い寒気が流れ込み、荒れた天気となる見通しです。
日本海側で大雪となり、今月中旬の寒波に匹敵するような積雪増加となるおそれがあります。立ち往生などが発生してもおかしくないため、予定を調整して移動を控えることもご検討ください。
雪雲が非常に発達する影響で、山を越えた太平洋側でも雪の降るところがあります。大阪、名古屋などの関西・中京圏でも雪が降るほか、九州や瀬戸内では雪の積もるおそれがあります。
車の運転に不慣れな方はもちろん、日常的に運転される方も、雪や凍結の影響を決して甘く見ず装備を万全にし、無理な運転は控えてください。

極寒の年越し 昼間でも辛い寒さ

31日(木)の全国天気

この寒気の影響で、平年よりさらに寒くなる予想です。名古屋や大阪など都市部でも昼間は5℃前後までしか気温が上がらない可能性があります。年越しも各地で0℃近い寒さとなりそうです。
北海道では−10℃未満の冷え込みとなるところが多い予想です。家を離れる場合は水道管の水抜きや微量の通水、不凍液の注入で水道管等の凍結や破裂を防止するようご注意ください。

満月や流星群など天体イベント満載

年末年始は、30日(水)には満月、1月3日(日)には「しぶんぎ座流星群」の極大など、夜空を彩る現象も到来します。
冬型の気圧配置では関東など晴れるところもあります。天気の落ち着いているところでは、雪山並みの万全の防寒をした上で天体観測を楽しむのも良さそうです。

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