<ゴスペラーズ>メジャーデビュー30周年記念日当日に、日本武道館で行なわれた「ゴスペラーズ 30周年記念祭」!2月24日(月・休)のWOWOW放送・配信に先駆け、ライブレポートを公開!

2025年2月19日(水)18時16分 PR TIMES

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東京と大阪で3公演のみ開催された「ゴスペラーズ 30周年記念祭」。その中から昨年12月21日、メジャーデビュー30周年記念日当日の日本武道館でのステージの模様をレポート!
 「アカペラ」というジャンルを定着させ、R&Bやブラックミュージックムーヴメントの礎を築いた日本のヴォーカル・グループのパイオニア、ゴスペラーズ。昨年メジャーデビュー30周年を迎えた彼らは「ゴスペラーズ 30周年記念祭」と題して、日本武道館と大阪城ホールで盛大な祝祭を上げた。12月21日に開催された日本武道館公演二日目は、30周年記念日当日。早い時間から詰めかけた大観衆が放つ期待の熱量は目に見えない奔流となって、冬至の寒さを吹き飛ばしていた。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8135/1355-8135-0c45730569578c2cdc1c1e202e6bd5f8-1500x999.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]村上 てつや
 定刻を迎えて場内が暗転すると、スモークが立ち上るステージに5人のシルエットが現われる。中央に立つリーダー村上てつやの歌い出しで、代表曲「ひとり」をアカペラで披露する。エモーショナルな歌声と真骨頂とも言えるファルセットに4人のコーラスが寄り添う。一転して、グルーヴィなサウンドの「靴は履いたまま」「一筋の軌跡」へ。それぞれがフレーズを歌い分けることで、より多面的な表情を魅せるゴスペラーズの音楽の扉が開かれる。ハンドマイクを手に踊る彼らは、お揃いのピンクのスーツ姿。銀色のテープや鮮やかなレーザービームがステージに彩りを加えていく。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8135/1355-8135-e9d807edf29643cf3759aa78cee0ace1-1500x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]黒沢 薫
 ライブ前日の高揚感を描いた「F.R.I.」、伝説の音楽番組『ソウル・トレイン』へのオマージュをスクリーンにまぶした「24/7」は、リリースされたばかりのEP「Pearl」収録のソウルフルなナンバー。そして、MCをはさんで届けられたのは、黒沢 薫のハイトーンヴォイスが聴き手の心を虜にするバラード「ミモザ」。倍音の魔法が聴衆を陶酔へと誘(いざな)う。ミモザの花言葉は「感謝」。セットリストや演出の隅々にまで、30年分の思いが散りばめられていることが嬉しい。
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[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8135/1355-8135-31ef06e1e32d67aca588a64beb76cdf9-1500x999.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]安岡 優
 シングルのカップリング曲をフィーチャーしたコーナーも素晴らしかった。長きにわたり聴き継がれてきたラブソング「砂時計」、北山陽一のハイトーンが響き渡った「東京スヰート」。吐息の白さまで伝わるような切なさを見事に綴っていた。続いて、白熱のメドレーコーナーへ。1995年から2000年までに発表された各アルバムから懐かしい楽曲を連ねていく。メジャーデビューアルバム『The Gospellers』収録曲「Tonight」、安岡 優のビブラートするメロウなヴォーカルがキュートな「それでも恋はやってくる」、初めてチャートの上位にその名を連ねた6枚目のアルバム『Soul Serenade』から「Slow Luv」。足跡を共に辿り、深い感慨を噛みしめる至福のひとときを味わった。
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 休憩時間を経て、彼らは白いスーツへと着替えて再びステージへ。重ねてきた時間と空間を再共有する夜が更けていく。20周年ベストアルバム『G20』でファン投票1位を獲得した「1, 2, 3 for 5」は、酒井雄二のクリスタルヴォイスがリードするゴキゲンなダンスチューン。そして、ハイライトはやはり「愛の歌」だった。コロナ禍では出来なかった“La la la... 聞かせて”の大合唱で、あふれるエモーションを交感する。誰もが幾多の苦難を乗り越え、ひとりひとり“それぞれの生”を重ねている。その喜びを共有するまさにこの瞬間のために、「多幸感」という言葉があると感じ入った。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8135/1355-8135-8928b26cc39fdefa22ae2ef49c9aa3c9-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Mr.LOVE MACHINE
 そして、ハイライトの先にはスペシャルが待っていた。それが、Mr.LOVE MACHINEの登場だ。彼はThe MiraclesのビルボードNo.1ヒットシングル「LOVE MACHINE」を歌いながら、自由自在に暴れまくる。今回もジェット噴射を放ちながら上手・下手を動き回り、圧倒的な存在感を示した。破天荒なアクションを支えるメンバーのコーラス、バンドの演奏も実に見事だった。70年代のモータウンサウンドへのリスペクトが伝わる、最高のパフォーマンスだった。
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 さらにヒートアップしていく武道館。ラテン調の「Mi Amorcito」では、スクリーンに炎が描かれ場内がオレンジに染まる。情熱が滾るナンバーに、ボルテージは最高潮に達した。改めて「ありがとう」の言葉を伝えて歌われたのは「永遠(とわ)に」。柔らかで温かいぬくもりを感じさせる歌が胸に沁み込んだ。本編最後は、見えない絆を歌い上げる「約束の季節」。心と心を繋ぐ歌に、大合唱で応えるオーディエンス。尊さと愛しさを感じ合い伝え合う荘厳な風景が美しかった。
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 アンコールでは、アリーナに設置されたセンターステージに上がった彼ら。5人で向き合い、声を合わせたのは「星屑の街」。アカペラでヴォイスを重ね、客席へと向き直し歌声を紡ぐ。もっとそばに、もっとひとつに。天から街を照らす星明のような、日常の暮らしに光を灯す歌がそこにあった。メインステージに戻ってからは、いよいよラストスパート。デビュー当時からの盟友であるDJバリK〜んをスペシャルゲストに迎えて、メンバー紹介ソング「侍ゴスペラーズ」からメジャーデビュー20周年を飾ったシングル「SING!!!!!」へ。トドメとばかりに激しく煽られ、アリーナから2階席まで熱狂のダンスフロアと化していった。

 この夜、最後に贈られたのは最新楽曲「パール」。結婚30周年記念日を意味する真珠婚をモチーフに、30年分の感謝の想いを結晶にした作品だ。全員でまた新たに生まれた名曲を分かち合い、至極のコーラスに静かに心を委ねていく。厳かな余韻を残して、祝祭の幕は閉じた。そっと肩に手を添え、背中を優しく押すように。彼らの音楽はいつも見えない勇気を与えてくれる。繊細さと力強さの根底にある真摯な姿勢が、とても誇らしかった。「30周年記念祭」はアニバーサリーを祝うメモリアルなイベントであり、ゴスペラーズの歌と共にまた新たな人生を歩むことを約束する記念日だった。

ライブ写真:笹原 崇寛
<番組情報>
ゴスペラーズ 30周年記念スペシャル


●ゴスペラーズ 30周年記念祭@日本武道館2月24日(月・休)午後5:00〜
WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※放送・配信終了後〜3週間アーカイブ配信あり

収録日:2024年12月21日 
収録場所:東京 日本武道館


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●ゴスペラーズ ライブ “ハモリ倶楽部 響(HIBIKI)”3月20日(木・祝)午後2:30〜
WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※放送・配信終了後〜3週間アーカイブ配信あり

収録日:2011年2月10日
収録場所:東京 NHKホール


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●ゴスペラーズ Music Video Collection2025年4月放送・配信予定


[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8135/1355-8135-625b19045b021451a2bdbe9148a6b2e1-1500x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▽番組サイト
https://www.wowow.co.jp/music/gospellers/(https://www.wowow.co.jp/music/gospellers/)

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