太陽光発電・蓄電所におけるセキュリティ対策のファイナルアンサー!新・次世代遠隔監視システム『ソーラーグリッドPPH』登場

2025年3月18日(火)12時16分 PR TIMES

株式会社オルテナジー(本社:東京都、代表取締役社長:高橋眞剛)は、太陽光発電等の分散型エネルギーシステムに対応する次世代遠隔監視システム『ソーラーグリッドPPH(Public Power Hub)』(以下、ソラグリPPH)の提案を開始しました。
独自に開発したモバイル専用網で強固なセキュリティ環境を構築し、ハッキングや情報漏洩等のサイバー攻撃から発電所を守ります。

小規模な低圧太陽光発電所から大規模メガソーラーまで規模を問わず、安価で手軽に導入することが可能です。
また、複数発電所の一元管理だけでなく気象情報との連携やパワコンごとのエラー履歴表示など、太陽光発電の長期安定運用と維持管理を効率化する機能を充実させています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150368/8/150368-8-3604061979dcea68bbe44f443c236b21-847x1198.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 太陽光発電所がサーバー攻撃の標的に。経済産業省WGで議論活発化
カーボンニュートラルの実現に向け太陽光発電や蓄電所など分散電源の普及が加速する一方で、「国内の発電所を管理する約800台の遠隔監視機器が攻撃を受け、不正送金に悪用された事例」(2024年5月)や「発電所を一斉に停止し系統へ甚大な影響をもたらす危険性をオランダの研究者が指摘」(2024年8月)など遠隔監視システムの脆弱性を標的にサイバー攻撃を受けるといったセキュリティ上の懸念が指摘されています。

特に50kW未満の小規模な太陽光発電所は電気事業法において、サイバーセキュリティ確保に特化した明確な技術基準適合義務が規定されていないことから、経済産業省WG「第18回 産業サイバーセキュリティ研究会」では喫緊の課題としてサイバーセキュリティ対策の必要性を議論しています。

このようなリスクに対処するため、株式会社オルテナジーはEX4Energy 株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:伊藤剛)と共同で2023年より、モバイル専用網を活用した『ソラグリPPH』の開発を進めてきました。

この業界に先駆けた取り組みは、経済産業省WGにて「電力システムのサイバーセキュリティ強化と安定運用に資する事例」として評価されました※1。

※1経済産業省 第18回 産業サイバーセキュリティ研究会 ワーキンググループ1(制度・技術・標準化) 電力サブワーキンググループ 
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sangyo_cyber/wg_seido/wg_denryoku/018.html
資料6-1 小規模太陽光発電設備のサイバーセキュリティ対策について
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sangyo_cyber/wg_seido/wg_denryoku/pdf/018_06_01.pdf
資料6-2 EX4Energy 株式会社における取組について
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sangyo_cyber/wg_seido/wg_denryoku/pdf/018_06_02.pdf

■ 強固なセキュリティ対策と発電所の一元管理から気象連携など充実した機能
『ソラグリPPH』は、強固なセキュリティ対策を実装し、発電所の管理運用効率を図るモニタリング機能を充実させた次世代型の遠隔監視システムです。
小規模な低圧太陽光発電所でも安価で簡単に導入可能なシンプルな設計を実現しました※2。

セキュリティ面ではインターネットに接続しないモバイル専用網を採用し、発電所へのアクセスを遮断。仮にサイバー攻撃を受けても迷路構造により到達を困難にしています。
さらに、AWS(Amazon Web Services)上の堅牢なセキュリティ環境でソフトウェアを運用し、二要素認証やタイムアウト機能を備えた専用のアクセス方式を導入。
正規の管理者のみ遠隔操作が可能となり、安全性を強化しています。

※2 PPH(Public Power Hub)とは、相互接続を可能にする通信システムで、太陽光発電や蓄電システム、電気自動車など異なるメーカーやアプリが採用する多様なプロトコルを統一し、スムーズな連携を実現します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150368/8/150368-8-89b119332c6c6efd7a5ea91941bfc366-847x1198.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ソラグリPPHの構造をマンションで例えた図
インターネットに接続された太陽光発電所が、万が一標的となった場合、企業のコンプライアンスや情報漏洩の問題が問われることになります。
『ソラグリPPH』は、これらのリスクを軽減し、発電所のセキュリティを強化するだけでなく、長期運用管理を効率化させる機能を充実させています。

発電所の状態を一元管理できるだけでなく問題発生時における切り分け業務の負荷を軽減するといった「発電所ステータス判別ロジック」「ブロック表示」機能を搭載、通常のモニタリングシステムに必要な「ゲートウェイ」が不要で小規模な低圧太陽光発電所でも導入コストを抑えています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150368/8/150368-8-691688867c95751c0e85987baeaf635c-842x1198.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ソラグリPPHのモニタリング画面
【主な特徴】
発電所の一元管理:
発電所の状態を「異常」「注意」「正常」の3パターンで一覧表示します。
各デバイスのステータスを「故障」「要現場確認」「要分析」「経過観察」に分類し、問題発生時における切り分け業務の負荷軽減を可能にしました。
地域・稼働開始・施工会社・O&M会社・事業区分のブロックごとに表示を切り替える機能も搭載しています。

安価で手軽:
小規模な低圧太陽光発電所でも安価で手軽に導入可能です。
ファーウェイ社製のパワコンの場合に、通常のモニタリングシステムに必要な「ゲートウェイ」を不要とし、Smart LoggerのSIMスロットをそのまま活用可能な仕組みを構築しています。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150368/8/150368-8-0f3eea4aa6fceb6b80c26420807452c5-929x814.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

この他、パワコンごとのエラー履歴表示機能、太陽光発電所の維持・管理をさらに便利にするための機能も搭載しています。

また、日射量・気温・積雪量のデータ表示及びダウンロード機能も順次搭載していく予定です。

今後も当社では分散型エネルギーのセキュリティ対策を強化するとともに長期運用を効率化させる機能を充実させていきます。

株式会社オルテナジー
所在地: 東京都立川市柴崎町4-6-3
代表者: 代表取締役社長 高橋 眞剛
設 立: 2010年3月25日
資本金: 1億7500万円(資本準備金含む)
U R L : https://altenergy.co.jp

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