グランフロント大阪 「ART SCRAMBLE」 第7弾 展示スタート

2024年3月19日(火)16時17分 PR TIMES

〜陶芸手法を用いたオブジェ作品や、「走る」アートバスを展示〜

 グランフロント大阪から全国、そして世界へ羽ばたくアーティストをサポートするアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)。プロジェクト・ディレクターに椿昇を迎えて2021年3月にスタートし、気鋭のアーティストにより生み出された作品をこれまで計24点(全6回)グランフロント大阪内に展示し、訪れる人々に驚きと発見をお届けしてきました。
 この度、第7弾として新たな作品を2点展示いたします。南館せせらぎテラスには、西條茜による陶芸の手法を用いて制作された作品を展示。作家自身最大となる大型作品であり、水が噴き出す仕掛けも施されています。また、梅田エリア巡回バス「うめぐるバス」の車体にペイントを施した『うめぐるARTバス』が3月13日(水)から7月下旬頃まで、走行します。本作品は、キュレーターであるMon Koutaro Ooyama含め総勢21名のアーティストと、3月10日(日)に実施したワークショップに参加した40名の子どもたちによって制作されたもので、2022年に続き2回目の実施となります。

 なお、本プロジェクトは今後も定期的な作品の入替を予定しており、中長期的に継続して取り組むほか、子どもたちにアートや表現することの楽しさを感じてもらう機会を今後も提供して参ります。

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■ART SCRAMBLE 第7弾 概要
オブジェ作品 
展示日程:2024年3月19日(火)〜2025年3月初旬  
展示場所:南館せせらぎテラス           
展示アーティスト:西條 茜              
キュレーター:ヤノベケンジ(現代アーティスト、京都芸術大学教授)  

うめぐるARTバス with #BCTION Freewall
展示日程:2024年3月13日(水)〜7月下旬
展示場所:うめぐるバス(梅田エリア巡回バス)
展示アーティスト:Mon Koutaro Ooyamaはじめ計21名
キュレーター:Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)

主催者:一般社団法人グランフロント大阪TMO
プロジェクト・ディレクター:椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
特設サイト:https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble



■【作品1】オブジェ作品
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アーティスト:西條 茜  プロフィール
1989 年 兵庫県生まれ
2014 年京都市立芸術大学大学院 美術研究科修⼠課程 工芸専攻陶磁器分野 修了。2013 年ロンドン ロイヤルカレッジオブアートへ交換留学。陶磁器素材の特徴ともいえる内部の空洞と表面の艶やかな質感から「身体性」をキーワードに、陶彫作品及びそれらに息や声を吹き込むサウンドパフォーマンスを発表している。また一方で世界各地にある窯元などに滞在し、地元の伝説や史実に基づいた作品も制作している。
〈主な受賞歴〉
2023 京都市芸術新人賞受賞
2022 第1 回 MIMOCA EYE / ミモカアイ大賞
2020 京都市芸術文化特別奨励者認定

展示作品名:「Rebecca/レベッカ
[画像3: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-551d39445dffcf4d141f-17.jpg ]

グランフロント大阪のある大阪駅周辺は人と人、地域と地域をつなぐ関西の心臓部とも言えるエリアです。地下にも地上にも血管のように張り巡らされた道をたくさんの人が行き交い、血液のようにエネルギーが循環し増幅し続けるこの街は、まるで1つの巨大な生命体のようでもあります。「Rebecca/レベッカ」と名付けた本作は陶磁器製の彫刻作品です。粘土を一本一本紐状にして積み上げて作ったこの有機的な造形の内部には水が循環しています。そしてその姿は今この瞬間も動き続けている「都市としての生命体」を体現しているかのようです。
しかし一日のうち数回、この水の循環は止まり、レベッカはありのままの姿を見せます。私たちヒトという生命体が日々の活動のために休息したり、時には立ち止まることで自分自身を省みるように、レベッカも静/動を繰り返しながら今日もせせらぎ広場に立っています。

制作協力:一般社団法人シガラキ・シェア・スタジオ、(有)丸倍製陶 神崎倍充、奥田文悟、
     株式会社ジューコー、京都芸術大学 ウルトラファクトリー、岡田琉生、下江昴、末次桃子、横井俊吾

展示場所:南館 せせらぎテラス
[画像4: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-42c3afcf2cb21481f90b-8.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-18123285c764635d8ef0-9.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-90a57997e0c1114cc82a-10.jpg ]

 本作品は京都芸術大学の共通造形工房ウルトラファクトリーが主催するプロジェクト型実践演習「ウルトラプロジェクト」とコラボレーションして制作しています。
 京都芸術大学では、さまざまな造形加工整備や機材を有する制作支援工房「ウルトラファクトリー」にて、第一線で活躍するアーティストやクリエイターが学生とともに活動する実践型授業「ウルトラプロジェクト」を展開しています。世界の第一線で活躍するアーティストの社会実装の現場に学生が関わることで、技術の習得だけではなく、さまざまなノウハウや経験を得ることを目的にしたものです。

■【作品2】うめぐるARTバス with #BCTION Freewall
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アーティスト:Mon Koutaro Ooyamaはじめ計21名
Bukuro / Chula / Enter / 骨コアラ / Jaako / Konirow / Mahiro / Masagon / Mizpam / Moya / Naoki / Ryoji / Ryoya / Sota / Takuji / Ue masa / うきち / Youbob /
Yuhei Takahata / 10rc0(※アルファベット順)

[画像8: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-a7e8be0dca6bd6bca65a-1.jpg ]

 うめきた広場で、総勢21名のアーティストが梅田エリア巡回バス「うめぐるバス」の車体にライブペイントを実施。また、ワークショップに参加した40名の子どもたちもアーティストと共に力いっぱい「うめぐるバス」にペイントを施し、エネルギー溢れる『うめぐるARTバス』が完成しました。アーティストと子どもたちが共創した『うめぐるARTバス』が梅田のまち中を駆け抜けます。

画材協力:ターナー色彩株式会社
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<キッズワークショップ概要>
日程:3月10日(日)
場所:グランフロント大阪 うめきた広場


【#BCTION Freewall に関して】
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 2014年、約80組のアーティストの作品で解体ビルの壁、床、天井を埋め尽くした話題のアートイベント「#BCTION」とワークショップコレクションがコラボしたスペシャルプログラムを2015年8月に開催。子どもたちと「#BCTION」アーティストが一緒に会場を自由にペインティングし、身体いっぱいで表現した。
企画協力:#BCTION
参加アーティスト:MON(DOPPEL)/他
会場:渋谷TODビル 1Fエントランス
画材提供:ターナー色彩株式会社

【うめぐるバス(UMEGLE-BUS)に関して】
 グランフロント大阪のまちびらきにあわせ2013年4月より運行を開始いたしました。梅田のまちを1周約30分で巡回し、観光、ショッピングやビジネスにと快適にご利用いただけます。変わりゆく梅田の街並みを車窓から眺めることができるため、お手軽な観光クルーズとしても楽しめます。梅田のまちに映えるグリーンの車体と愛らしさが人々の目を引きつけます。
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所要時間/1周約30分    停 留 所/12箇所
運行時間/8:05〜19:15(平日)/10:20〜18:35(土・休日)
運行間隔/約15〜20分
運  賃 /1回100円(小児50円) 1日乗車券200円(小児100円)
備  考 /ICカード対応(PiTaPa、ICOCA、hanica等)
      デジタル乗車券有(アプリ「HH cross TOWNS」をダウ  
      ンロードの上、購入)
主  催 /一般社団法人グランフロント大阪TMO
運行主体/阪急バス株式会社
H  P  /https://www.grandfront-osaka.jp/umegle/

■ プロジェクト・ディレクターからのメッセージ
コロナも落ち着いて、海外からの旅行者も増えていつもの日常が戻ってきました。私の感じるアートの取り組みも、とても良い意味で地に足のついた姿が日常に定着してきたことを感じます。ふわふわとしたアートイベントという一過性な関わり方ではなく、長い目でエコシステムを構築し、持続可能な社会を創造しようという社会的な合意形成が始まったと思います。グランフロント大阪アートスクランブルにもその姿が輝いています。

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椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
1989年全米を巡回したアゲインスト・ネーチャー展、1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館。2009年京都国立近代美術館。2012年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2019年「パレルゴン」1980年代、90年代の日本の美術・Blum&Poe、LA・USA。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」、2016年小豆島未来プロジェクト、青森トリエンナーレ2017、ARTISTS’ FAIR KYOTOな
どでディレクターを務める。芸術経営に関する講演や対談多数。
           https://www.metapolice.net/

■ キュレーターからのメッセージ
西條茜は現在、国内外での展覧会に引く手あまたの最も存在感を放つ若手作家である。
今回、自身最大のスケールへの挑戦とする本作は間違いなく多くの鑑賞者の記憶に永く刻まれる彼女の代表作となるだろう。その小さな体躯からは想像出来ない熱量でひねり生み出された彫刻は、無機質な都市の中心地に聳え立つ。あたかも未知の生命体が宇宙から降臨し、その脈動するエネルギーが道ゆく人々を圧倒し続けているようだ。怪物的傑作である。
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ヤノベケンジ(現代美術家、京都芸術大学教授)
1990年初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに実機能のある機械彫刻を制作。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。2005年、全長7.2mの《ジャイアント・トらやん》を制作。2008年以降、京都芸術大学ウルトラファクトリーで巨大彫刻の集団制作体制を確立。2011年、東日本大震災後、希望のモニュメント《サン・チャイルド》を制作し、国内外で巡回。3体のうち1体が茨木市(大阪)で恒久設置される。2017年、旅をして福を運ぶ、旅の守り神《SHIP’S CAT》シリーズを制作開始。2021年、最新作 《SHIP’S CAT(Muse)》が2022年に開館した大阪中之島    
          美術館に恒久設置され、注目を浴びている。
          http://www.yanobe.com

ご好評につき「うめぐるARTバスx #BCTION Freewall」第二弾を開催する運びとなりました。21名の関西を代表するアーティストたちのコラボレーションもさながら、やはりキッズワークショップで爆発した子供たちの落書きがエネルギッシュです。なんかわからん、やる気を与えてくれる不思議な筆跡。おぼろげな記憶にある、キラキラしたあれこれ。はしゃいだり、妄想したり、あ!思いついたりなんかして遊んでたあの頃を乗せて、うめぐるバスは走っております。是非ご覧くださいまし。

[画像14: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-b18f5601a4ac6406b72f-11.jpg ]

Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)
モン コウタロウ オオヤマ(本名:大山康太郎/1979年生)は、日本のストリートアーティスト。京都市立芸術大学美術学部卒。2001年、ライブペイントデュオ「DOPPEL」を結成し、ライブペイントシーンの黎明期からそのスタイルを確立してきた。2014年、取り壊し予定のビルを利用した アートプロジェクト「#BCTION」を企画・監修する。壁画・ライブペイント・ インスタレーション・キャンバス制作や、アートプロジェクトの
企画・監 修・演出などで活動している。
Instagram: https://www.instagram.com/mondotooo/

■ プロジェクトロゴ・プロジェクトステートメント
[画像15: https://prtimes.jp/i/128925/10/resize/d128925-10-ab3c50ef3cff3d77dd87-17.jpg ]

アートでつながる“まち”。
その日の天気、訪れた時間、気分で、
見え方も感じ方も変わる。
日常に溶け込んだアートが面白いのは、
同じ作品でも、見るたびに新しい発見があること。
グランフロント大阪「ART SCRAMBLE」。
いつもと変わらない日常が、いつも新しい日常になる。
アートとあなたは、ここで出会いつながる。

【過去の展示作品】
特設サイト内よりご覧いただけます。
https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble

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