百年企業を次の100年へ、地域の宝「虎竹」の竹林を守り繋ぐ
2025年4月1日（火）11時47分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-acfc6f2bfc27f3e5904ca4f205339439-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
創業明治27年（1894年）より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎（運営：株式会社山岸竹材店）は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「虎斑竹専門店 竹虎」の夢です。
虎斑竹専門店 竹虎
https://www.taketora.co.jp/
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-22b0c125a787163816b86be752465f39-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-887219d182efde6f96304ca487850c6c-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
初代・山岸宇三郎が大阪で竹材商として創業してから131年。竹材・竹製品の専業メーカーとして歩んできた虎斑竹専門店 竹虎は今、次の100年に向けて大きな挑戦をしています。その中心にあるのは、高知県須崎市安和地区の「虎竹の里」に生育する、独特な虎模様が特徴の竹、「虎斑竹（とらふだけ）」です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-1b2d773dc157192158e5f6fba0ca5051-1200x585.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-939911890b01f09243d5e1abb1fc5c0b-1200x685.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
竹虎の歴史は、まさに虎竹との出会いから始まりました。全国の竹を探し求めていた初代・宇三郎が、安和の山中で見つけた一本の竹。その表皮に浮かぶ虎模様の美しさに心を奪われ、何度も足を運ぶうちに、虎竹の里の娘と結ばれ、竹虎の物語がこの地に根を下ろします。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-0ba5cc70a86509ffc0b2204bb3162b62-1200x390.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-0b1d698aa43373df081b521af6631c85-1200x260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
以来、竹虎は四代にわたって虎斑竹を中心とした竹文化を守り、育んできました。戦争による工場の焼失、輸入製品の台頭、ライフスタイルの変化による竹離れ——幾度となく訪れた危機にも、竹虎は虎竹と共に立ち向かってきたのです。昭和26年には安和の地に拠点を移し、虎竹を製竹する工場を再建。二代目・山岸義治とその妻タネ子の二人三脚による“ゼロからのスタート”は、今の竹虎の原点となっています。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-39e5756b564d8bf374b28865d0d084be-1200x530.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
以降、竹虎は単なる竹材卸から、竹製品の製造・販売へと展開。縁台や花籠、茶道具など多彩な商品を生み出し、時代に合わせて形を変えながら竹のある暮らしを提案してきました。平成に入り、四代目・山岸義浩により掲げられた理念は「虎竹のある暮らし」。成長が早く、再生可能で、機能性にも優れた竹は、これからの持続可能な社会を支える大きな力を秘めています。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-db038cb7047392611e79fe52f5338de4-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-bb313cc3482e4cef95994ab47f6da78b-600x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2000年以降はインターネットを活用した情報発信に力を入れ、ネットショップを開設。アクセスのない時期からコツコツと情報を届け続け、やがてその活動はユニクロとのコラボTシャツや海外での展示会、メディア掲載など、多くの注目を集めるまでに広がりました。さらには虎竹で装飾した電気自動車「竹トラッカー」や、竹製のボックスカート「REIWA-125号」、虎竹よさこい地方車「虎竹号」の製作など、伝統を守りながら革新を生み出す取り組みを重ねています。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-836470c14ab8453e0ae31034dbdbee98-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
竹虎が最も大切にしているのは、虎竹の竹林そのものです。わずか1.5kmほどの谷間に生育している虎竹は、無農薬・無化学肥料で育てられ、秋から冬にかけて伐採されます。急峻な山中で一本一本を切り出し、運び出す作業は決して楽ではありません。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-c44bfd0ae7685550a0f8a645f5e8b6d8-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-8ce07e1b25aedd1dd71e733f1cd83e0d-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
伐採から竹材への加工まで、竹職人達が竹に向き合います。伐採した竹は一本ずつ丁寧に矯め、炙り、命を吹き込むようにして竹材へと仕上げていきます。
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-17a7a0711e98e56868d72a13af2df1e0-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
そうして製竹された虎竹は、ざる、かご、弁当箱、インテリアなどさまざまな形で人々の手に渡り、暮らしに寄り添います。お客様からは「この竹は日本で作られているのですか？」「職人さんが作ったものですか？」といった声をいただくことも少なくありません。そんな声に誠実に応えながら、私たちは国産・国内製造にこだわった製品をお届けしています。
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-52b4cd75d91ff4a0251bf38b767415c2-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像16: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33525/205/33525-205-92b4a1cbb91627c3338b8d5049649f5a-1080x810.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
竹虎では、竹林が有効に活用されずに朽ちていく問題「バンブーロス」という概念を提案し、竹材の有効活用を進めています。虎模様が付かなった「白」と呼ばれる虎竹も、決して無駄にはしません。それらは土窯で焼かれ、お部屋の消臭・調湿効果を発揮するインテリアアイテム「飾り丸竹炭」に生まれ変わります。さらに、竹炭を焼く伏せ窯を自社で造り、竹端材で竹炭を製造するなど、竹材の活用に積極的に取り組んでいます。
【動画】竹文化を未来に引き継ぐ、日本唯一の虎竹の竹林2024
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=5-KKsTHK4gk ]
竹は成長が早く、持続可能な天然素材でありながら、抗菌性や消臭性、強靭さとしなやかさを兼ね備え、生活用品から農業・畜産利用まで幅広い可能性を秘めた素材です。131年続いてきた竹虎の歩みは、決して平坦な道のりではありませんでしたが、常に「竹とともに生きる」という信念を抱きながら続けてきました。そして今、次の100年に向けた私たちの夢は、ただ一つ。「虎竹の竹林を守り、繋いでいくこと」。地域の宝である虎竹を、これからも守り、育て、次の世代に繋げていくことこそが、私たちの使命であり、生きる意味でもあります。私たちは、竹の力を信じ、これからも竹とともに新たな価値を創造し続けます。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
虎斑竹専門店 竹虎
https://www.taketora.co.jp/
■竹虎 （株）山岸竹材店
会 社 名 ：竹虎 株式会社 山岸竹材店
所 在 地 ：高知県須崎市安和913-1（本社・本店）
代表取締役：山岸 義浩
創 業：1894年（明治27年）
資 本 金 ：1000万円
事業内容 ：特産虎斑竹（とらふたけ）をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
Ｕ Ｒ Ｌ ：https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和２年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
竹虎 （株）山岸竹材店 竹虎四代目（山岸 義浩：やまぎし よしひろ）
E-Mail：info@taketora.co.jp
＜本社＞竹虎（株）山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201 FAX 0889-42-3283 （営業時間 9:00〜17:30）
