米国におけるエネルギーバリューチェーン構築による収益拡大に向けたシェブロン社とのシェールガス共同開発契約締結

2025年4月1日(火)12時47分 PR TIMES

 東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、100%子会社の東京ガスアメリカ社が出資するTGナチュラル・リソーシズ社(以下「TGNR社」)を通じて、シェブロン社(以下「CVX社」)と東テキサス地域におけるシェールガス共同開発契約(以下「本契約」)を締結しました。

 本契約は、TGNR社の主要資産[*1]に隣接するCVX社のシェールガスの資産(以下「本資産」)を、CVX社と共同で開発[*2]・操業するためのものです。TGNR社はCVX社保有資産の70%の取得対価として、先行して75百万米ドル、開発に応じて複数年かけて段階的に450百万米ドルを支払うことで、TGNR社のキャッシュフロー内で資産を取得します。本資産は、高い利益率が見込めることに加え、開発余地を有するため、米国におけるシェールガス事業の資産効率向上に貢献しつつ、シェールガスを20年以上にわたり供給することを可能とします。
 なお、本契約締結は、静岡ガス株式会社への130百万米ドルでのイーグルフォード層シェールガス権益の譲渡[*3]も含め、東京ガスの資産効率向上を目的とした資産ポートフォリオ見直しの一環で取り組んでいるものです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21766/1247/21766-1247-698b62771038521011e8d7271bb6d495-1262x601.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 東京ガスは、今後もシェールガス資産のポートフォリオの見直しを行いながら、米国でシェールガス事業を起点としたエネルギーバリューチェーンを構築していきます。本資産の取得により、TGNR社の主要資産周辺に開発・操業エリアを集約することで、コストダウンシナジーを創出し、さらに価格競争力のあるガスを供給することが可能です。

 今後、コモディティ価格変動の収益影響を緩和するため、安定的なエネルギー販売先の確保など中下流領域へ事業を拡大することで、収益を安定化させていきます。これらの取り組みにより米国におけるエネルギーバリューチェーン全体で収益拡大・安定化を一層加速していきます。

 東京ガスはグループ経営ビジョン「Compass2030」で「LNGバリューチェーンの変革」を掲げています。米国におけるシェールガス事業の資産効率向上を進め、天然ガス・LNGバリューチェーンの構築を通じ、LNGトレーディング事業等の更なる成長や日本をはじめ各国へのエネルギー安定供給に貢献していきます。

*1:主に2023年12月に取得した資産。
米国テキサス州・ルイジアナ州における天然ガス開発・生産事業会社「ロッククリフ・エナジー社」の全株式取得について(2023年12月16日発表)https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20231216-01.html
*2:シェールガスが埋蔵するエリアを掘削し、新たにシェールガスの生産を可能な鉱区とすること。
*3:米国テキサス州におけるイーグルフォード層シェールガス権益の譲渡に関する静岡ガスとの基本合意書締結(2025年2月21日発表)https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20250221-01.html

<TGNR社の概要(資産取得後)>
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/21766/table/1247_1_6d3a057df3426d497d8c092a62c6ae38.jpg ]

<東京ガスアメリカ社の概要>
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/21766/table/1247_2_9e5911226b019c0bc384714665de17dd.jpg ]

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