イトーヨーカドー帯広店跡の商業施設「フレスポスズランプラザ」、4月24日に第1期オープンへ

2025年4月13日(日)18時30分 財経新聞

フレスポスズランプラザ第1期オープンのチラシ(大和リース発表資料より)

 大和ハウスグループの大和リースは、北海道帯広市の商業施設「ニッテンスズランプラザ」(旧イトーヨーカドー帯広店)をリニューアルし、新商業施設「フレスポスズランプラザ」(帯広市稲田町)として、4月24日に第1期オープンする。第1期オープン時は計24店だが、7月までに10店がオープンし、グランドオープンを予定している。

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 フレスポスズランプラザは、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート4階建て延べ約4万2,000平方メートル。約1,500台分の駐車場と約660台分の駐輪場を用意する。第1期オープンでは1、2階部分を売り場として活用し、スーパーの「ダイイチ」、和洋菓子の「六花亭」などニッテンスズランプラザで営業していた8店が残る。

 24日に新開業するのは、100円ショップの「キャン★ドゥ」、ドラッグストアの「サンドラッグ」、書籍の「宮脇書店」、アミューズメントの「わいわいランド」、ファッションの「アンソレイユ」、ウィッグの「フォンテーヌ」、買い取り専門店の「売るナビ」など16店。

 その後は29日にメガネの「JINS」がオープンするのをはじめ、7月までに衣料品店や雑貨店、飲食店、キッズスペースなど合計10店が登場する。

 イトーヨーカドー帯広店は、1975年にJR帯広駅前に出店し、中心市街地の核となる店舗として街のにぎわいを支えた。車社会の進行を受けて1998年、帯広駅から約3キロ南の日本甜菜製糖帯広工場跡に整備されたニッテンスズランプラザに、核店舗となって移転した。

 しかし、業績不振からイトーヨーカ堂が北海道からの撤退を決め、2024年6月で閉店した。施設は所有者の日本甜菜製糖がイトーヨーカドー食品売り場の後継として地元スーパーのダイイチを誘致するとともに、大和リースと賃貸契約を結んで再出発を目指していた。

財経新聞

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