コスモ石油マーケティングとスターラックス航空がSAF基本合意書を締結
2025年4月18日(金)11時17分 PR TIMES
本契約で取引されるSAFは、2021年にNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「国産廃食用油を原料とするSAF製造サプライチェーンモデルの構築」助成事業として採択され(※1)取り組んできたものであり、国内で初めて大規模生産される国産SAFです。持続可能な製品の国際的な認証制度「ISCC CORSIA認証」「ISCC EU認証」を取得しています(※2)。コスモ石油株式会社(代表取締役社長:西 克司)、日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO:佐藤 雅之)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役CEO:越川 哲也)の3社により設立された合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(代表者:高田 岳志)が製造し、2025年度にコスモエネルギーグループを通じて神戸空港にてスターラックス航空に供給を予定しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98598/214/98598-214-e3a810395eaa9a2c57cd9c78793bb805-653x468.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スターラックス航空の機体(Photo provided by STARLUX.)[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98598/214/98598-214-a60f4b73a30fc8b0c901ce1b83202ab9-625x468.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]SAF製造装置(コスモ石油堺製油所内)(提供:合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY)
コスモエネルギーグループは「2050年カーボンネットゼロ」をめざし、日本初の国産SAF供給に向けてサプライチェーン構築を進めてまいりました。また、SAF原料への再利用を目的として、サービスステーションでの廃食用油の市民回収実証を継続的に展開するなど、社会全体の機運醸成も後押ししています。今後も、脱炭素化や循環型社会の実現を重要なテーマと認識し、社会的課題の解決と企業の持続的発展をめざすとともに、引き続き航空輸送におけるSAF活用を推進し、資源循環とサステナブル社会の実現に貢献してまいります。
〈各社コメント〉
コスモ石油マーケティング 代表取締役社長 高山 直樹
「SAFは当社が持つ脱炭素商材の一つとして、空の脱炭素につながる重要な商品であり、世界的なネットワークを持つスターラックス航空の脱炭素に貢献できることをうれしく思います。今後とも、本取り組みをはじめとしてSAFを活用した脱炭素社会の実現を後押ししてまいります。」
SAFFAIRE SKY ENERGY 代表者 高田 岳志
「2021年より本邦政府、経済産業省資源エネルギー庁、NEDOのご支援を賜り、日揮ホールディングス株式会社、コスモ石油株式会社、株式会社レボインターナショナルと事業化を進め、”ACT for SKY”や”Fry to Fly”などの活動により、国内資源循環の大きなうねりを作り出した結果が結実したものと関係された皆様に感謝申し上げます。」
スターラックス航空 最高戦略責任者 劉允富
「スターラックス航空は、持続可能な航空の理念実現に向けて尽力しており、常に革新的技術とサステナビリティへの関心を持って取り組んでいます。旅客機・貨物機の導入においても、省燃費かつ低炭素排出の機材を積極的に採用しており、新造機のフェリーフライトでもすでにSAFを5%以上使用しています。今後もSAFの使用率を段階的に高め、グローバルな航空業界において持続可能な発展のロールモデルとなることをめざしてまいります。」
※1 NEDOウェブサイト https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
※2 2024年12月13日プレスリリース
「ISCC CORSIA及びISCC EU認証(国際持続可能性カーボン認証)の取得について」
https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2024/241213-01.html