SAS、米カンザス州立大学と連携しデータとAIで水資源の課題解決に挑む

2025年4月22日(火)11時8分 Digital PR Platform


SAS® Viya®で水資源管理と政策立案を支援
ー「ひまわりの州」と呼ばれるカンザス州で持続可能な未来へ

データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下SAS)は、カンザス州立大学のKansas Water Institute(以下、KWI)と連携し、すべてのカンザス州民がきれいな水を利用できるよう、水質と水資源管理の高度化を図るとともに、政策立案と投資判断を支援しています。SASとKWIによる水問題への取り組みを支えるのは、包括的なデータ、アナリティクス、およびAIプラットフォームであるSAS Viya( https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html
)です。

KWIおよびカンザス農業資源環境センター(Kansas Center for Agricultural Resources and the Environment:KCARE)のディレクターであるスーザン・メッツァー(Susan Metzger)氏は、次のように述べています。「KWIでは、現代における最も深刻な課題である水問題に対して、エビデンスに基づく解決策を追求しています。こうした解決策の根拠となるのはデータであり、農業や水に関する専門家に加え、SASのようなテクノロジー業界のリーダーも不可欠です。私たちが連携することで、データの力を最大限に活用し、水資源に影響を与える要因について、信頼できる知見をカンザス州に提供することができると確信しています」

カンザス州は、農業が主要産業である他の多くの州と同様、水不足、地下水の枯渇、水質問題、水インフラの老朽化といった水関連の課題に直面しています。SASとKWI(https://www.k-state.edu/next-gen/key-initiatives/interdisciplinary-institutes/water-institute/
)は、州全体の水質に関する理解を深めるため、データアナリティクス/AIプラットフォームの開発を進めています。本プロジェクトでは、州全体の水資源を包括的に把握するべく、SAS Viyaを利用し、井戸に関するデータ、土地利用、水質評価を含むさまざまなデータソースを統合、分析しています。

この取り組みでは、草原地帯を流れるカンザス川流域のデータを起点として、エビデンスに基づく意思決定を支援し、水資源の状況を改善し、水管理におけるベストプラクティスの抽出を目指します。州関係者間の連携を促進しながら、SAS Viyaの強力な分析・レポート機能を活用することで、カンザス州が抱える水の課題に対して、効果的かつ持続可能な解決策を提示します。

SAS Viyaを活用することで、KWIは高度なアナリティクス、AI、機械学習を1つの安全なプラットフォーム内に統合した一元的なデータリポジトリにアクセス可能となります。SAS Viyaの首尾一貫したアナリティクス機能により、データ管理、変換、可視化をシームレスに行えるようになります。

SASのシニアインダストリーコンサルタントであり、元フロリダ州環境保護局のディレクターであるジュリー・エスピー(Julie Espy)は、次のように述べています。「KWIの調査研究は、カンザス州の貴重な水資源の管理方法に新たな視点を与えるだけではありません。水不足や水質の問題は、米国内だけでなく世界中が直面する共通の課題です。私たちは、KWIのミッションに寄り添い、研究者の生産性を高め、世界中の人々にとって有益なインサイトを生み出す技術的な基盤づくりを支援をしていきたいと考えています」

SASの教育界における長年の実績
1976年にノースカロライナ州立大学で創立されたSASは、50年近くにわたって、あらゆるレベルの教育を支援してきました。大学ではSASを入学・在学率の向上、学術研究、人材開発、授業および学習に活用されています。高等教育機関におけるSASの活用について詳細は、こちら( https://www.sas.com/ja_jp/industry/education/sector/higher-education.html
)をご覧ください。

米カンザス州立大学について
米国初のランドグラント大学(農業・工業を中心とした実学教育)として1863年に設立されたカンザス州立大学は、設立以来160年にわたり、カンザス州、米国、そして世界の人々に貢献してきました。現在では、「次世代型ランドグラント大学」として、さらなる発展を遂げています。同大学は、3つのキャンパスとオンライン授業により、学生一人一人の目標や職業上の目標にあわせた教育を行っています。産業界と連携したプログラム、実践的な研究成果に基づく社会課題への対応、地域社会との深い関わりと経済的な発展への貢献に重点を置き、「教育・研究・社会貢献」という使命に全力で取り組んでいます。

SAS Viyaによる公共部門の生産性向上への取り組みについての詳細は、こちら( https://www.sas.com/en/offers/public-sector-productivity.html
)をご覧ください。

*2025年4月2日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース( https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2025/april/kansas-water-institute.html
)の抄訳です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASはデータとAIのリーディング・カンパニーです。SASの革新的なソフトウェアと業界特化型のソリューションが、世界中のお客様にデータを信頼できる意思決定に変換するパワーを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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