仕事ができない人は、いちいち「それ、やる意味あるの?」と考える。じゃあ、仕事ができる人はどうする?

2025年4月23日(水)6時20分 ダイヤモンドオンライン

仕事ができない人は、いちいち「それ、やる意味あるの?」と考える。じゃあ、仕事ができる人はどうする?

「いまの時代、ここまで忖度なしに書かれた本はない」新年度を迎え、そんな声が多数寄せられているのが、書籍『ベンチャーの作法 -「結果がすべて」の世界で速さと成果を両取りする仕事術』です。転職エージェント「キープレイヤーズ」代表の高野秀敏さんが、1.1万人以上のキャリア相談、4000社以上の採用支援の経験で見てきた、「結果を出す人の働き方」をまとめました。“きれいごと”抜きの仕事論に、「結局、すべての仕事で大事なのってコレだよね」と、社員や経営者、ベンチャーや大企業を問わず、共感する人が続出する異例の反響となっています。この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、「結果を出す人の考え方」をお伝えします。

Photo: Adobe Stock

仕事を頼んだら「なぜ?」と言ってくる人

 仕事を振ってきた上司に対して、ときには経営者に対して。

「仕事の狙いがわからないです」「なぜ、そうしなくてはいけないのですか?」

 このように反論したり問い詰めたりする人もいます。

 ですが会社は「プロ」の集まりです。報酬(給料)をもらっているのであれば、その相手が望む結果を出さなくてはいけません。

 あなたはお客様や取引先ではないのですから、上司や経営者にはあなたを納得させる義務はありません。

 あなたが嫌がるなら、他の人に頼むまでです。

 ただし、あなたの評価は下がりますし、ときには仕事への適性がないと判断されて配置換えになることもあるでしょう。

「仕事を頼まれる」のは、期待されているから

 私は転職希望者にアドバイスすることを職業にしていますが、ときに「これ以上この人に言ってもわかってもらえないな」と諦めてしまうことがあります。それ以上強くアドバイスしても、恨まれて、あんなことを言われたと陰口を叩かれるだけだからです。

 仕事を振ってくれたり、アドバイスをしてくれたり。 誰かがかまってくれるのは喜ぶべきことです。

 その人は、あなたに任せたい、あなたならうまくやれるはずと、期待してくれています。 ですから振られた仕事にはできるだけ取り組みましょう。

「納得」できなくても、とりあえず「やれ」

「納得感」なんて、いりません。 それが組織で働くということだから、やるのです。

 なにも思考停止的に働けというわけではありません。 やってみて「もっとこうしたらいいかも」と思ったことは報告しましょう。

 あくまで「やるかどうか」を判断する権利は、あなたにはないということです。

とりあえず全部やれ」

 結果を出すには、これにつきます。

(本稿は、書籍『ベンチャーの作法』の内容を一部抜粋・編集して作成した記事です。書籍では「結果を出す人の働き方」を多数紹介しています。)

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