株式会社ファーマフーズとのAI創薬に係る共同研究のマイルストーン達成のお知らせ
2025年5月1日(木)16時47分 PR TIMES
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本マイルストーンの達成は、あらかじめ共同研究契約で設定されていたクライテリアを上回る抗体の取得に、MOLCUREが独自に開発した抗体専用の大規模言語モデルを中核とするAI創薬プラットフォームを用いて成功したことによるものです。本マイルストーンの達成に基づき、当社は共同研究契約に定められたマイルストーン達成報酬を受け取りました。
本共同研究により発見された抗体はファーマフーズに提供され、今後、医薬品用途での活用に向けた研究開発が同社にて行われます。ファーマフーズは、本共同研究成果に基づく事業化に必要な独占的なライセンスに係る交渉権を有します。
当社の代表取締役CEO兼CSOである玉木 聡志は次のように述べています 。「この度、共同研究においてマイルストーンを達成できたことを大変喜ばしく思います。MOLCUREのAIは、パートナーの技術特性を最大限に活かし、そこからさらなる価値を引き出すプラットフォームを構築できます。今回の共同研究では、ファーマフーズの抗体作製技術「ALAgene(R) technology(アラジン テクノロジー)」の潜在力を最大化するための実験デザインを行い、ウェットとドライ解析を反復することで、限られたデータから高い成果を得ることができました。私たちのパートナーシップにより、世界中の患者さんの予後および生活を改善する新しい治療薬が生まれることを期待しています。」
株式会社MOLCUREについて
MOLCUREは、2013年に設立され、AIを活用した抗体およびペプチドの創薬において最前線を走る企業です。MOLCUREのAI創薬プラットフォームは、独自に開発した先進的な大規模言語モデル、物理ベースのシミュレーション、自社バイオラボで得られる高品質な実験データに基づいて構築されています。この革新的なプラットフォームにより、従来技術では困難とされたターゲットに対して、効果的かつ安全なバイオ医薬品の発見が可能となります。MOLCUREは、世界をリードする製薬会社を含む先進的なパートナーと提携し、研究開発の加速を実現することで、世界中の患者さんに画期的な新しい治療法を届けることに貢献しています。本社は日本の川崎市に、バイオラボは山形県鶴岡市に構えています。詳細については、https://molcure.com(https://molcure.com) をご覧ください。
株式会社ファーマフーズについて
ファーマフーズは、「医」(Pharmaceutical)と「食」(Foods)の融合を目指し、健康維持と生活の質(Quality of Life)の向上に役立つ機能性食品・化粧品・医薬品を研究開発する、京都のバイオ企業です。
医薬品事業では、独自のニワトリ由来抗体作製技術「ALAgene(R) technology(アラジン テクノロジー)」により、抗体医薬品を研究開発しています。この技術を用いて製薬企業と共同開発した抗体医薬品候補に関して、現在臨床試験が進行しております。
HP:https://www.pharmafoods.co.jp/(https://www.pharmafoods.co.jp/)
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株式会社MOLCURE
根岸奈津美/ Natsumi Negishi
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044-400-1894