米国での日本車の新車販売、10%以上の伸び…関税による値上げ前の駆け込み需要か

2025年5月2日(金)13時21分 読売新聞

輸出のために次々に船に運び込まれる自動車(2月27日、愛知県東海市で、読売ヘリから)

 日本の大手自動車メーカーが1日に発表した4月の米国の新車販売台数は、トヨタ自動車とホンダ、マツダが10%以上の伸びとなった。トランプ米政権の関税政策で車両価格の値上げが懸念される中、駆け込み購入が広がったとみられる。

 トヨタは前年同月比10%増の23万3045台だった。1月と2月は前年同月を下回ったが、3月の8%増に続いて前年同月を上回った。セダン「カムリ」のハイブリッド車(HV)などの販売が好調だった。

 ホンダもHVの販売が伸び、18%増の13万7656台となった。1月は4%増、2月は3%減、3月は13%増だった。マツダは21%増の3万7660台で、4月の販売台数としては過去2番目の高水準だった。SUBARU(スバル)は0・3%増の5万6011台だった。(ニューヨーク支局 小林泰裕)

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「米国」をもっと詳しく

「米国」のニュース

「米国」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ