ITSUDATSU社のISO30414リードコンサルタント国際資格が保証するコンサルティング品質とは

2025年5月7日(水)10時0分 PR TIMES STORY

目次

  1. ISO 30414は人事施策の「健康診断書」
  2. 国際資格が裏付ける専門性と実績
  3. 独自KPIの開発力──「I AM CEO」と「KANAME」が体現する、無形資本の可視化技術
  4. KPIは「信頼性のある未来予測指標」へ

ISO 30414は人事施策の「健康診断書」

ISO 30414とは、2018年に国際標準化機構(ISO)が策定した、人的資本に関する情報を定量的・定性的に測定・分析・開示するための国際ガイドラインです。採用、育成、後継者計画、多様性、エンゲージメントなど11の領域にまたがる58の指標が定められており、企業が人的資本に関する取り組みを見える化するための「国際共通言語」とされています。

私たちは、ISO 30414を単なる情報開示の枠組みではなく、人材マネジメント全体の「健康診断書」と捉えています。

企業が日々取り組む採用、育成、定着、配置といった人事施策は、経営にとって不可欠な生命活動のようなものです。しかし、それらが本当に機能しているのか、どこに負荷や偏りがあるのかを把握するには、定量的な観察と対話が必要です。

ISO 30414は、それを構造的に可視化する診断基準を提供してくれます。たとえば、離職率ひとつを取っても、数字の背後にある組織風土やマネジメントの課題を浮き彫りにする起点となります。

そして私たちは、その診断結果をもとに「どこを、どう整えるべきか」という処方箋を描くことを重視しています。画一的な指標ではなく、その企業のカルチャーや戦略に即したKPIを再設計し、戦略人事として実装する──そこに私たちITSUDATSUの専門性があります。

国際資格が裏付ける専門性と実績

企業価値の源泉が有形資産から人的資本を含む無形資産へと移行する中、人的資本情報の可視化はグローバルで加速しています。日本でも2023年から人的資本・多様性の開示が有価証券報告書で義務化され、企業の対応が急務となっています。

私たちITSUDATSUは、こうした背景のもと、ISO30414の国際資格であるCertified Lead Consultant/Assessorを有するコンサルタントが複数在籍し、企業の皆様に対して、実効性のある人的資本開示支援を行っています。単なる認証取得支援ではなく、企業価値向上と現場変革に結びつく実践的な支援が当社の提供価値だと考えています。

ISO30414のCertified Lead Consultant/Assessor資格は、国際的に認められた基準に則り、人的資本に関する測定・分析・開示を支援できる専門性の証です。

私たちはこの資格に恥じない実務能力を備えるべく、現場と経営の橋渡しを担う存在として、累計320社を超える支援実績を積んでまいりました。

業種・企業規模を問わず、人的資本を経営戦略の中心に据える取り組みを支えてきたことは、私たちにとっての誇りであり、常にアップデートを続けている専門性の源でもあります。

認証取得支援に留まらない組織人事の総合コンサルティング

国内外のISO30414への関心拡大が高まる中、監査法人や大手HRコンサルファームも認証取得支援サービスを提供し始めています。

しかし、その多くは規定項目の洗い出しや書類作成支援など認証取得をゴールとした限定的な支援に留まる傾向もあります。

人的資本の測定・開示は「経営戦略と連動した人材戦略の実践」と「社内外ステークホルダーへの情報開示」という両輪があって初めて価値を生みますが、現状、日本企業の多くは内部での取組は進めてきたものの開示は十分ではない​と言えます。2023年から国要請があり、上場企業約4000社が一斉に開示が求められましたが、開示のレベルは非常に差が出るものとなりました。

では、何が最も開示で差が出るのか?

それが、「KPI(重要業績評価指標)」の開発と、「現場への定着」、「経営への活用」にまで踏み込むことができるかどうかだと我々は考えています。

我々の支援の特徴は「包括的」であることです。企業ごとの経営理念や事業戦略に基づき、人的資本戦略の策定から施策の実行、成果指標の開発・可視化、さらにはISO30414認証の取得支援に至るまで一気通貫で伴走します。

言い換えれば、人的資本経営の 「計画・実行・開示・認証」 の全プロセスと「採用・育成・配置・評価・報酬・退社」の人材マネジメントサイクルを網羅するサービスを提供しています。

この総合コンサルティングにより、単なる制度対応では終わらず、人事戦略そのものが企業価値創造の核として機能するようになった事例が多数生まれています。

独自KPIの開発力──「I AM CEO」と「KANAME」が体現する、無形資本の可視化技術

ISO30414の58項目はあくまで“共通言語”です。私たちが大切にしているのは、各企業が持つ固有のカルチャーや経営課題に即した、組織オリジナルの指標を生み出すことです。

画一的なフレームでは測れない“その企業らしさ”を活かした「独自KPI開発力」こそが、現場に根付き、経営判断に資する数値となるからです。

そうした「独自KPI開発力」の土壌となっているのが、「I AM CEO」と「KANAME」という私たち独自のサービスです。これらは、人的資本の中核にある「価値観」「潜在性」「暗黙知」といった目に見えない資産を、定量化・言語化し、組織にとって本質的なKPIを構築するための土台を提供しています(※特許申請済)。

▶ I AM CEO:経営者の深層構造を可視化し、経営の軸をKPI化する

I AM CEOは、経営者の内面にある信念、判断軸、価値観構造、潜在意識を99の質問から解析し、“経営者の中核にある潜在的資本を定量的に構造化するサーベイプログラム”です。

これにより、

「なぜ自分がこの意思決定をしたのか」

「この組織がなぜその方向に進もうとするのか」

「なぜ、我が社には〇〇な出来事が連続的に起こるのか」

といった、これまで直観や経験値に頼らざるを得なかった領域を、明文化し、マネジメント指針として経営者に共有します。

この解析を通じてITSUDATSUが設計したのが、「リーダーシップ信頼ギャップ指数(Leadership Trust Gap Index)」です。これは、経営層が自己認識している経営者像と、現場が受け取っている信頼感・方向性との間にどれだけ乖離があるかを可視化する指標です。

この点に乖離があればあるほど、自然体ではない「造られた」経営の方向になってしまい、組織内での意思疎通や戦略の浸透に支障をきたし始め、エンゲージメント低下や離職リスクの上昇といった経営課題に直結します。

エンゲージメントや離職率といった“結果”に影響する“原因側”にアプローチできるこのKPIは、経営者と現場の“見えない距離”を埋める精緻な測定ツールとして機能しています。

▶ KANAME:社内の「要人材」を発掘し、波及力を資本化する

KANAMEは企業内に埋もれている“真のキーパーソン”を発掘・可視化するサーベイです。これは単なるハイパフォーマー分析ではなく、「組織への自律的影響力」「成長率/成長角度」「信頼形成能力」といった多面的な観点から、“将来の中核”を見抜くものであり、ISO30414が規定するリーダーシップ、能力開発、後継計画といった領域に強く接続しています。

KANAMEから導かれたKPIに「要人材波及効果指数(Kaname Ripple Effect Index)」というものがありますが、これは特定の要人材が周囲にどれほどポジティブな影響(スキル共有、エンゲージメント上昇、業績改善)を及ぼしているかを可視化するものであり、人的資本における“乗数効果”を捉える指標です。

日本国内ではまだまだ教育投資に無駄が多く、平均的に広く投下する手法が一般的かと言えるが、その手法に一石を投じる新たな考え方を私たちは提唱しており、「投資によって周囲を巻き込んで組織変化を起こす人材」へ重点投資する戦略が、このKPIを通じて正当化・最適化されるようになるはずだと考えています。

 KPIは「信頼性のある未来予測指標」へ

私たちの総合コンサルティングの思想の根底にあるのは、「KPIは説明責任の道具ではなく、価値創造のための未来指標であるべきだ」というスタンスです。

過去の実績を測るKPIではなく、組織の成長ポテンシャルや経営の未来軸を測るKPIを設計することで、人的資本が初めて「資本」として位置づけられると考えています。

ISO30414のフレームを“守る”だけでは、人的資本開示は制度対応に終わってしまいます。

私たちはそこに、経営文脈への接続性とストーリー性を与え、KPIの設計自体を企業の成長戦略そのものと重ね合わせてご支援します。

今後も、ISO国際標準に準拠した知見と、日本企業のリアルな課題への理解を武器に、制度対応を超えた「実装フェーズの伴走者」として、人的資本経営の現場に寄り添ってまいります。

組織にとって「人」を真の資本として位置づけるために。私たちは、これからもその挑戦を支えていきます。


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