スペイシャルが2025 1.0.1の一般提供を発表

2025年5月8日(木)14時46分 PR TIMES

製造およびシミュレーションのためのCADデータ変換、モデルの単純化、メッシュ生成準備の機能強化

スペイシャルが、2025 1.0.1の一般提供を発表しました(https://blog.spatial.com/ja/news/2025-1-0-1)。スペイシャルは設計、製造、エンジニアリング向けのソフトウェア開発ツールキットのリーディングプロバイダであり、Dassault Systemesの子会社です。
CADデータ変換、モデル単純化、シミュレーション準備の新機能
2025 1.0.1では、製造およびシミュレーションのワークフローを効率化するための機能を拡張しました。 主なアップデート内容は以下の通りです:
- ACISの新しいカスタムフィーチャー検出API - モデルの単純化をより効率的に実行可能
- 対応CADフォーマットの拡張 - STEP AP242 PMI書き込みのサポート
- Hidden Body Removal機能 (外部から見えないボディの削除機能)の強化 - より精度の高い処理を実現

このリリースにより、手作業を削減し、ジオメトリ変換の精度を向上させるとともに、設計から製造、設計からシミュレーションへの自動化行程を更に強化しました。2025 1.0.1の詳細はこちら(https://blog.spatial.com/ja/news/2025-1-0-1)。
製品別アップデート情報

3D ACIS Modeler(https://www.spatial.com/ja/solutions/3d-modeling/3d-acis-modeler)

- カスタムフィーチャー検出(ベータ版) - モデルの単純化には、多くの場合エンドユーザーによる手作業の反復的な作業を伴います。この機能を利用することで、エンドユーザーはカスタムフィーチャーを定義し、モデル内の他の同一のインスタンスを自動的に検出することが可能になります。
- パネル光線発射 - 個々の光線を飛ばす代わりに、この新しいインターフェイスを使用して、構造化された矩形パターンの光線の配列を定義することで、大幅に性能を向上できます。
- スキニングの強化 - 最適化されたアルゴリズムにより、ねじれや自己交差が軽減され、より滑らかで正確な出力サーフェスを提供します。

3D InterOp(https://www.spatial.com/ja/solutions/cad-translation/3d-interop)

- Creo Readerの改良

コスメティックスケッチ変換 - コスメティックスケッチ内のテキストをワイヤフレームボディに変換することで、彫刻ワークフローをサポートします。
テーブルパターン - テーブルパターンは、ドリル加工、フライス加工、切削や穴パンチなどの加工工程において、フィーチャの位置を柔軟に指定する方法です。このリリースでは、テーブルパターンの抽出がサポートされるようになりました。
- Inventorのスケッチサポート - Inventor 2023 以降のスケッチデータをワイヤーボディとしてインポート可能になりました。
- STEP AP242のサポート - インポートされたセマンティックPMIデータをSTEP AP242に書き込むことが可能になりました。PMIデータの作成機能は、次回のリリースで利用できる予定です。
- glTF Writerのワイヤサポート - この機能により、CADファイルをPMI付きでglTFに変換し、Webビューアアプリケーションで利用できるようになります。
- 対応CADフォーマットの更新
- - IFC 4.3.2.0
- - NX 2412
- - Parasolid 37.0
- - Revit 2025
- - Solid Edge 2025

Data Prep - 3D InterOp Add-On(https://www.spatial.com/ja/solutions/cad-translation/data-prep)

- Hidden Body Removal (外部から見えないボディの削除機能)

部品における新しいオプション機能: 隠れたボディを削除する代わりに、識別・マークアップできるオプション機能が追加されました。
アセンブリにおけるHidden Body Removal : 現在、デモンストレーション目的の限定的な形で利用可能です。
今後の予定: Data Prepは引き続きスペイシャルの主要な重点領域であるため、Hidden Body Removal は更に改良を予定しています。

CGM Modeler(https://www.spatial.com/ja/solutions/3d-modeling/cgm-modeler)

- ボディに沿った平行曲線生成 (ベータ版) - このリリースでは、新しい演算子が導入され、指定した測地線距離だけ離れた平行曲線をボディの表面上に作成することが可能になりました。この機能は、隣接するツールパス間で正確な間隔が求められる製造ワークフローに特に有益です。
- C#インターフェース - このアップデートでは、いくつかのメモリ管理の改善が実装されています。

CSM-CVM(https://www.spatial.com/ja/solutions/3d-meshing/csm-cvm)

CVMメッシュ品質の向上 - アダプティブワークフローにおけるメッシュの規則性が改善されました。

CDS(https://www.spatial.com/ja/solutions/3d-modeling/constraint-design-solver)

ソフト拘束のサポート - 幾何拘束とソフト拘束の変換機能

2025 1.0.1の詳細はこちら(https://blog.spatial.com/ja/news/2025-1-0-1)


スペイシャル(https://www.spatial.com/ja/)は、ダッソー・システムズの子会社として、様々な業界向けの3Dアプリケーション開発に利用可能なソフトウェア開発ツールキットを提供するリーディングプロバイダーです。当社の3Dモデリング、3Dグラフィックス、CAD変換ツールキットを活用することで、アプリケーション開発者は競争力のある機能の開発に専念でき、市場をリードするアプリケーションを効率的に開発し、リリースまでの期間を短縮することができます。スペイシャルは35年以上の実績があり、その製品は世界中の著名なソフトウェア開発者、メーカー、研究機関、大学に採用されています。米国コロラド州ブルームフィールドに本社を構え、ドイツ、日本、中国、英国に拠点が有ります。詳細はこちらをご覧ください。www.spatial.com/ja/(https://www.spatial.com/ja/)

本発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先
Spatial Corp. Press Contact
Feriel JEDIDI DUPONT
+33 1 6162 8201
Feriel.JEDIDI@3ds.com
JP.Spatial.Admin@3ds.com(日本語)

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