コンビニ・新幹線・航空機…誰もが一度は使っている自動水栓「デルマン」 累計出荷台数50万台を突破 感染症対策や省エネ(節水)に貢献 一般家庭や病院・スーパー等のバックヤードへの導入も推進

2024年5月13日(月)12時0分 ドリームニュース

主に自動水栓関連装置の開発・製造・販売を行う株式会社バイタル(本社:長野県佐久市、代表取締役 土屋 智宏)は、自動水栓「デルマンシリーズ」の累計出荷台数が50万台を突破したことをお知らせします。
デルマンは、2014年の売上約600(百万円)・出荷台数約25万台から、2024年迄の約10年で、売上は約3倍(売上約1,800(百万円))・出荷台数は約2倍(50万台)に急増しています。
自動水栓「デルマン」HP:https://vaital.co.jp/



■自動水栓「デルマン」とは
「デルマン」シリーズは、自動水栓の専門メーカーである当社が開発・製造・販売をする自動水栓器機です。
安心な品質と適正な価格が特長で、デルマンの主力機種は配線工事が不要な乾電池式のため配線費用のコストが不要となっており、電池交換は必要ですが最新のスペックの機種で約10年の電池寿命を誇ります。メンテナンスネットワークは全国を網羅しており、遠方のお客様にも安心してご使用いただいています。

■「デルマン」開発の背景
当社の自動水栓は国内では大手コンビニ3社で標準指定品となっており、新幹線や航空機に搭載される専用の自動水栓としても採用される等、国内外において多くの実績があります。
当社は約30年以上前の1989年に自動水栓の初号機を製造・販売しました。創業時の社長が知人の医師から「蛇口に触れずに手洗いが出来るものを開発してくれないか?」というヒントを機に開発されました。
今でこそ自動水栓が感染対策に有効であることは周知となっていますが、医療業界等では30年以上前からニーズがあり、約30年前に感染対策の要望から誕生した自動水栓がコロナ禍で再びスポットライトを浴びることになりました。医療業界や飲食業界では当たり前だった自動水栓がコロナ禍であらゆる施設で必要とされることになりました。特に顕著だったのが公立学校や幼稚園・保育園です。これらの施設に対する自動水栓の普及には国からの感染対策費用等の助成金の制度が活用できたこともあり、数年間で一気に導入が進みました。
自動水栓の導入にあたり問題となるのが設置コストやランニングコストです。特に学校は設備も古く後付で自動水栓を設置するにはそれなりの規模の工事となります。そこで当社の自動水栓が注目を浴びました。
自動水栓「デルマン」シリーズは後付設置に特化しており、主に乾電池式のラインナップとなっているため電気配線工事は不要です。電池交換は必要ですが単三アルカリ電池4本で電池寿命約10年と非常に長く持つように設計しています。最近では災害時に学校が避難場所となることも多いですが、電池式のため停電時でも使えるということで電池式が好まれる傾向にあります。もう一つ、デルマンが選ばれた理由は、かんたんに設置ができるという点です。「デルマンHS-72」シリーズは蛇口のパイプの一部分を交換するだけで初めての方でも5〜10分程度で設置ができます。実際に導入コストを抑えたい学校において女性の教員の方が設置をしている例もありました。

■これまでの販売・導入実績
デルマンシリーズは、大手コンビニエンスストア3社をはじめJR東日本の新幹線内、ボーイング社の航空機、全国のサービスエリア ・パーキングエリア、学校や病院、工場や様々な公共施設等、数多くの導入実績があり高いシェアを誇ります。最近では一般のご家庭でも使用される機会が増えています。
病院やスーパー、空港等のバックヤードへの導入も進め、従業員の感染対策や節水のサポート等へも注力しています。

2014年から約10年で売上約3倍、出荷台数約2倍に急増
デルマンシリーズは、2014年の売上約600(百万円)・出荷台数約25万台から、2024年に至る迄の約10年で売上約1,800(百万円)・出荷台数約50万台に急増しています。

全国コンビニシェア率80%以上
セブンイレブン導入台数55,000台でシェアNO.1です。ローソン、ファミリーマートも全店で標準仕様となり、導入台数は全国で98,500台にのぼります。
【大手コンビニ3社の導入台数】
・1998年:セブンイレブン標準品指定 約2,000〜3,000台/年 累計約5.5万台
・1999年:ローソン標準品指定 約1,500〜2,000台/年 累計約3.6万台
・2015年:ファミリーマート標準品指定 約1,000〜1,500台/年 累計約0.8万台

JR東日本の新幹線シェア率100%、中大型機の航空機用シェア約25%
航空機向け自動水栓を供給する国内唯一のメーカーとして航空機用のシェア率は全世界の25%以上(中大型機、当社調べ)、さらにJR東日本の新幹線(トイレ個室内)の専用自動水栓シェア率100%を誇ります。また、イオングループやすかいらーくグループといった大手企業にも採用されています。

学校向け設置台数は2021年比で6倍に
コロナ禍をきっかけに学校での導入が増加し、学校向け機種の設置台数は2021年と2020年比で6倍以上の増産となりました。

■「デルマン」急成長の要因
(1)独自の防水・長電池寿命技術
1.防水技術の向上
自動水栓は水と電気を組み合わせた機器であり、当初は水の侵入による腐食等の故障で、お客様にご迷惑をおかけするケースが少なくありませんでした。そこで、防水性能の向上が課題となり、電子部品や基板等を保護する特殊な防水技術を確立し、現在は、自動水栓では業界トップクラスの防水性能(IPX5相当)を誇るまでになっています。
2.長電池寿命技術の向上
後付け自動水栓を設置したいというニーズが高まりましたが、設置する現場にはコンセントがないことが多く、これを受けて電池式の自動水栓を開発しました。
開発当初の電池はリチウム電池式でしたが、電池代が高く環境負荷が大きい等の課題がありました。また、電池寿命が2〜3年程度と、ユーザーのランニングコストや交換の手間も負担になっていました。
そこで「安価な電池で、いかに少ない電力で電磁弁(車で言えばエンジンに相当する主要な部品)を駆動させるか」への取り組みが課題となり、電磁弁の性能改良やプログラムの試行錯誤等で低消費電力化に成功。現在は、自動水栓では業界トップクラスの電池寿命(単三アルカリ電池4本で約10年)となり、ランニングコストや手間の削減を実現しています。

(2)コロナ禍
自動水栓はコロナ禍を契機にあらゆる場面で求められるようになりました。特に設備の古い公立学校や幼稚園・保育園においては、集団感染(クラスター)を防ぐために自動水栓の普及が急拡大し、国から感染対策費用等の大規模な補正予算が組まれ助成金として活用できたことも普及の要因となりました。子供から大人まで蛇口に触れずに手洗いすることが新しい日常になりつつあります。コロナ禍が明けた2023年以降も、そのニーズは更に加速しており、一般的に自動水栓が効果を発揮するのは不特定多数の人が使う「公共の場所」ですが、最近では「家庭の中」でも自動水栓を使いたいという声が増えています。

(2)自然災害
東日本大震災から10年以上が経った現在も、2024年1月に能登半島地震が発生し、依然として防災への意識は高くなっています。そうした中、自動水栓の蛇口に触れずに手洗いが出来るという特長から、自然災害時の学校等の避難所での集団感染を防ぐツールとして注目を集めています。

(3)節水(省エネ)
自動水栓は一定の時間で自動で水を止めることが出来るため、無駄な水をカットでき大きな節水効果を発揮します。

(4)販売施策
当社では自動水栓デルマンの販売施策として販売価格にも拘っています。材料費が高騰する中、高騰した分を販売価格に反映しお客様に押し付けるのではなく、生産の工数削減や資材のコストダウン、部品点数の削減や共通部品の使用等、まずはメーカーとして実施できることに全ての部署で取り組んできました。そうした活動の積み重ねにより、社会に認められる商品価値を提供し続けられると考えています。

■「デルマン」商品概要
商品名:自動水栓デルマン
発売年月日:1989年4月
価格(税込):57,750円(現行主力モデル デルマンV-88WK)
販売・提供場所:水道材料商社各社、ネット販売等
詳細URL:https://vaital.co.jp/

■デルマンシリーズ 各機種のご紹介(一部)
節水と感染予防に強く、全国の大手コンビニエンスストアでも活躍。
デルマンのスタンダードモデル「V-11(AC100V式) / V-88(乾電池式)」
<特長>
(1) 自動水栓デルマンのスタンダード
前身のV-1から続くロングセラー製品です。コンセントのある現場にはV-11(AC100V式)、コンセントのない現場にはV-88(乾電池式)がおすすめです。
(2) 業界初の電池寿命約10年
V-88(乾電池式)は電池寿命約10年、交換の手間が少なく経済的。競合他社と比較すると約2〜3倍の電池寿命が持続します(付属のエボルタ乾電池で100回/日の場合)。
(3) 全国コンビニシェア率No.1(当社調べ)
セブンイレブンやローソン等、全国のコンビニエンスストアに標準採用されています。誰でも一度は使ったことがあるスタンダードモデルです。
(4) 公共施設のあらゆるシーンで活躍
学校・スーパー・駅・サービスエリア・病院等、幅広いシーンで使用可能。公共施設のあらゆる水栓を自動化し感染予防を強化します。
(5) 節水効果が高い
水跳ねが少なく節水効果の高い泡沫吐水(毎分約3.5リットル)。既存蛇口と比較すると大幅な水量削減に繋がります。
(6) JIS規格適合品・防水仕様はIPX5
防水保護等級は、あらゆる方向から噴流水をかけても影響がないIPX5の規格です。

所要時間たった3分。簡単後付けの壁付自動水栓「HS-72」
<特長>
(1)手動ボタン付で水ためにも便利
先端センサによる自動式の他に手動ボタンがついて水ためにも便利です。
(2)18種類の豊富なバリエーション
水栓タイプ×サイズ×接続方向×吐水タイプの選び方次第で18種類のバリエーション。用途や環境に応じて型式を選択。
(3)約3分で簡単設置
断水不要で手動水栓のパイプ部の交換だけで簡単設置。自在水栓であれば、プロの専門業者でなくても、既存の蛇口に約3分で取付可能。
(4)電池寿命が約10年
約10年の電池寿命により交換の手間が少なく経済的(付属のエボルタ乾電池で100回/日の場合)。
(5)自動止水時間を任意設定
オートストップ時間を任意で設定。手動吐水時の止め忘れ防止の機能として活躍(手動吐水の場合)。
(6)JIS規格適合品・防水仕様はIPX5
防水保護等級はあらゆる方向から噴流水をかけても問題のないIPX5の規格です。

【会社概要】
社名 :株式会社バイタル
代表 :土屋 智宏
本社 :長野県佐久市平賀900
ホームページ :https://vaital.co.jp/vaital/
TEL :0267-62-4537
設立 :1971年6月
資本金 :10,000,000円
従業員数 :53名(2024年2月20日時点)
事業内容 :自動水栓デルマン事業、OEM事業

<本件に関する問い合わせ先>
株式会社バイタル 広報事務局
担当:佐久間(携帯:090-8106-9283)・杉村(070-1389-0175)
TEL:03-5411-0066 / FAX: 03-3401-7788 / メールアドレス:pr@netamoto.co.jp


配信元企業:株式会社バイタル
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