全国101局のコミュニティFMと協働し、同一番組を放送 ラジオ番組「万博Voice Street powered by SoundUD」を大阪・関西万博会場から公開生放送

2025年5月22日(木)14時17分 PR TIMES

〜聴覚障がい者や外国人も気軽にラジオを楽しめる「ミライのラジオ」を目指します〜 2025年5月28日(水)15:00〜16:55

ヤマハ株式会社(以下、当社)は、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)と共同で、大阪府大阪市で開催されている「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)のフューチャーライフヴィレッジFLEステージにおいて、5月28日(水)にSoundUD(※1)の技術を活用したラジオ番組「万博Voice Street powered by SoundUD」の公開生放送を行います。当番組は、全国101局のコミュニティFM(生放送82局、録音放送19局)にて放送を予定しています。
当番組の生放送では、聴覚障がい者や外国人にもラジオ放送をお楽しみいただけるよう、リアルタイムに番組音声のテキスト化と多言語翻訳を行い、「おもてなしガイド」のウェブサイト上にテキスト配信することで、放送内容の「みえる化」に取り組みます。このたび、国内で唯一の視覚、聴覚障がい者のための大学である国立大学法人筑波技術大学などの協力を得て実施するものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10701/976/10701-976-7e8d2d7ba3f15b628fb0682d3ac21b3b-1688x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]万博会場に設営する放送スタジオ(イメージ)[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10701/976/10701-976-94e538e5ea44980d840ed5abf2748d68-1536x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]番組パーソナリティ 瀬戸 優樹(左)、中村 れい

当社は、2018年より国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と全国16のテレビ局、ラジオ局と連携し、視聴覚障がい者や音声を聞き取りづらい方などすべての視聴者がテレビ・ラジオ放送の内容を理解できる平等な情報アクセスの機会を確保することを目的に、「おもてなしガイド」によるスマートフォンへの字幕支援事業に取り組んでまいりました(※2)。2022年から2024年までFM NACK5の番組「ミライラジオ研究所」で、2025年1月からマリンFMの番組「ヨコハマVoice Street」(毎週水曜15:00〜16:55)で放送内容をテキスト配信する検証を行っています。
当社は、今後も全国の放送局と協働し、本年3月に100周年を迎えた国内ラジオ放送の新たな進化に向けた挑戦に協力するとともに、情報アクセスの機会向上の取り組みに貢献してまいります。

ラジオ番組 公開生放送の概要

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/10701/table/976_1_4c1062342af4aa84de674261a993a1fc.jpg ]

コメント

総務省 国際戦略局 技術政策課 研究推進室長 井出 真司 様
公開生放送では、放送内容をリアルタイムに多言語に翻訳し、それらをテキストに表示して「みえる化」する先進的な技術が活用されます。総務省ではこうした多言語翻訳技術の開発を支援してきましたが、今回の放送は、総務省が目指す「言葉の壁」から解放された社会の実現に貢献する意義のある取り組みです。この「ミライのラジオ」を多くの方々に視聴いただき、未来社会の一端を体験いただきたいと思います。今後、こうした技術が広く社会において活用され、「言葉の壁」から解放された社会の実現につながっていくことを期待しています。
一般社団法人日本コミュニティ放送協会 代表理事 鈴木 伸幸 様
地域の情報をきめ細かく発信している全国のコミュニティ放送局ですが、この試みにより、今まで以上に多くの方々に情報を届けられるようになります。災害時においても重要な情報伝達手段としての役割を担っていますが、本システムを活用できれば、情報難民を一人でも少なくすることができます。SoundUD技術はこれからの「ミライのラジオ」を語っていく上で重要なシステムの一つであると断言します!

※1 SoundUD
当社が開発し提唱する「SoundUD」(Sound Universal Design)は、「SoundUDコンソーシアム」において370以上の企業や団体と共通規格化をしている「音のユニバーサルデザイン化」を実現するテクノロジーの総称です。音のある空間と特定の情報やサービス、その空間にいる利用者をつなげることで、情報伝達をスムーズに行うことができます。
公式サイト https://soundud.com
※2 関連のニュースリリース(2018年7月24日)
全国16のテレビ局・ラジオ局と連携「SoundUD」を活用した字幕支援事業に着手
https://archive.yamaha.com/ja/news_release/2018/18072401/

参加放送局一覧(101局) ※2025年5月20日現在

生放送を実施するラジオ局(82局)  ※放送コーナーは局によって異なります
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/10701/table/976_2_39f9691a7fa1d366ae0f5ecd9d6d5df3.jpg ]
                          (順不同)

録音放送を実施するラジオ局(19局) ※放送コーナー、放送日時は局によって異なります

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/10701/table/976_3_1f71ace1d942a539feaf234eaa1ce7fb.jpg ]
                          (順不同)




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