Armadillo-IoTゲートウェイ G4がJC-STAR★1の適合ラベルを取得

2025年5月22日(木)12時47分 PR TIMES

〜サイバートラスト社と連携して、ArmadilloユーザーのJC-STAR★1適合を支援〜

Arm+Linuxの組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」を提供する株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役社長:實吉 智裕)は、「Armadillo-IoTゲートウェイ G4(以下、G4)」でIoT製品に対する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)※1」★1の適合ラベルを取得しました。また、Armadilloユーザーに対して、サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北村 裕司、以下「サイバートラスト」)と連携したJC-STAR★1適合を支援するサービスを提供予定です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/22/85119-22-3ab765ca2e289e732fe36bda864f4572-660x264.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/22/85119-22-822a990fec6e4fc7d97aae8dffea2f2d-1796x849.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]JC-STARは、IoT製品を狙ったサイバー攻撃の増加を背景に、IoT製品のセキュリティ機能を評価・可視化することを目的として設定されたラベリング制度です。インターネットプロトコルの通信が行えるIoT製品が対象で、★1から★4までの基準が設けられる予定です。★1は2025年3月から運用が開始され、適合するにはIoT製品に対する13項目と、IoT製品ベンダーに対する3項目の計16項目の要件を満たす必要があります。今後、政府の調達要件や、セキュリティが重視される業界での新たな製品選定基準として検討されています。



ArmadilloはコンパクトでIoT製品に最適なLinux OS「Armadillo Base OS(以下、ABOS)」が搭載されています。ABOSはコンテナエンジンを採用し、長期運用を見据えた多面的なセキュリティ対策が実装されており、不要なインターフェースを無効化する機能など、JC-STAR★1に適合するために必要な仕組みを備えています。ABOSは毎月アップデートがリリースされ、OSのSBOM※2(Software Bill of Materials)も提供しています。さらにデバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」と連携することで、デバイスの死活監視、遠隔操作、OTA(Over the Air update)等を実行できるようになり、長期に高いセキュリティが維持されます。

ABOSを搭載しているG4はJC-STAR★1に適合しています。IoT製品ベンダーはG4を利用した機器開発をする際、G4の適合情報をベースとして、独自に拡張したハードウェア部分、アプリケーション部分を加えて検証することで、最終製品としてJC-STAR★1に容易に適合できるようになります。G4以外のABOS搭載製品シリーズにおいても適合ラベルを順次取得予定であり、IoT製品ベンダーはこれらのArmadilloをベースに機器開発することで、最終製品としての適合ラベル取得までの道のりを大幅に短縮できるようになります。また、最終製品のJC-STAR★1適合にあたってサポートが必要なIoT製品ベンダーに対して、サイバートラストと連携したJC-STAR★1適合支援サービスを提供予定です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/22/85119-22-a5e442a425b9d5137ad017e5a283876e-1362x468.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Armadilloは今後策定されるJC-STAR★2以上の基準にも対応を予定している他、米国のU.S. Cyber Trust Mark、EUのサイバーレジリエンス法などの国際的なIoTセキュリティ制度に対応するための機能も実装する予定です。なお、2025年6月10日に開催される東京エレクトロン デバイス株式会社主催のウェビナーで、本件について代表取締役社長の實吉が講演します。
ウェビナーの詳細情報: https://www.atmark-techno.com/events/202506_webinar-ted

■Armadillo Base OS / Armadillo Twinの機能・特長
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/22/85119-22-a2efbc640371eab661a121ddc0733df3-1200x864.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[※1] 独立行政法人 情報処理推進機構: セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)


https://www.ipa.go.jp/security/jc-star/index.html
[※2] SBOM(Software Bill of Materials): ソフトウェアがどのような構成要素から成り立っているかを示すリストのことで「ソフトウェア部品表」とも呼ばれます。ソフトウェアのトレーサビリティの確保に活用され、脆弱性残留リスクの低減や脆弱性対応期間の短縮に繋がります。

株式会社アットマークテクノおよび「Armadillo」について
株式会社アットマークテクノは、組み込みプラットフォームのリーディングカンパニーとして、独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」を展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、20年以上にわたり累計80万台を超える省電力CPUボードとIoTゲートウェイ、その関連技術を提供し、データロガーや通信製品、産業製品の操作盤や情報端末など、IoT製品プラットフォームとしてご採用いただいています。
株式会社アットマークテクノの詳細情報 
https://www.atmark-techno.com


サイバートラスト株式会社について
サイバートラスト株式会社の詳細情報 
https://www.cybertrust.co.jp


*「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。TM、(R)マークは記載していない場合があります。

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