トヨタバッテリー社向け分散体で「品質不具合ゼロ10年連続達成賞」を受賞
2025年5月28日(水)16時40分 PR TIMES
artienceグループのトーヨーカラー株式会社(代表取締役社長 岡市 秀樹、東京都中央区)は、4月22日、トヨタバッテリー株式会社主催の「感謝の会」にて、「品質不具合ゼロ10年連続達成賞」を受賞しました。
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トーヨーカラーは、2015年の初採用以来、リチウムイオン電池用導電助剤としてアセチレンブラック分散体を供給、2023年9月からは新たにカーボンナノチューブ(CNT)分散体を供給してまいりました。リチウムイオン電池中に異物が混入すると、短絡(ショート)が発生し、性能の低下や発熱、発火の要因となります。そのため、CNT分散体が採用された高出力の電池では、金属異物に対しより一層厳しい品質管理が求められます。
トーヨーカラーは異物管理の三原則である「持ち込ませない」「発生させない」「除去する」という考えのもと、原料の受け入れから製造、充填・出荷の一連の工程において異物管理の徹底と維持に努めてまいりました。この原料と工程の両面からの異物対策により、10年連続の品質不具合ゼロを達成したことが評価され、この度の受賞となりました。
トーヨーカラーは、リチウムイオン電池のキーマテリアルである導電CNT分散体の開発を進めるとともに徹底した品質管理を行うことで、リチウムイオン電池のさらなる性能向上を達成し、クリーンモビリティの普及を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
トヨタバッテリー株式会社について
トヨタバッテリー株式会社は、トヨタ自動車株式会社の100%子会社の車載用バッテリーメーカーです。電動車の基幹部品である“電池”を通して、「未来のクルマづくり」に取り組んでいます。トヨタバッテリー株式会社に関する詳細は、下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.toyota-battery.com/jp/
トーヨーカラー株式会社とは
トーヨーカラー株式会社は、1896年に創業したartience株式会社(設立時名称:東洋インキ製造株式会社)を持株会社とし、artienceグループの色材・機能材関連事業の中核を担う会社です。色材設計技術と分散技術に強みを持ち、有機顔料やプラスチック用着色剤、リチウムイオン電池正極材用導電カーボンナノチューブ分散体などの機能性分散体など、さまざまな分野に機能性材料を展開しています。
artienceグループは、世界の人々に先端の技術で先駆の価値を届ける会社として、感性に響く価値を創りだし、心豊かな未来の実現に取り組んでいます。artienceグループの詳細についてはウェブサイト(https://www.artiencegroup.com)をご覧ください。