筋トレ歴30年以上のベテランが初心者にオススメできない種目

2022年12月1日(木)17時0分 ココカラネクスト

 近年、筋トレブームが加熱しています。

自宅で簡単に取り組むものから、ジムで本格的に行う方まで、皆さんそれぞれやっていることでしょう。

今回は、無駄がなくわかりやすいと、筋トレマニアから大絶賛されている、筋トレ歴実に30年の筋肉博士こと山本義徳さんのYouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」より、初心者にオススメできない筋トレ種目についてご紹介します。

【筋トレ動画】初心者の方にこの種目はオススメしません!余計な負荷や怪我などを避けるために知っておくべきこと

インクラインベンチプレス

初心者の方は、胸の筋肉を鍛えたいということで、インクラインベンチプレスをやる方が多いようです。

このように角度をつけてベンチプレスを行うことで、腕の屈曲が起こりますので、普通であれば大胸筋上部に効くはずです。

ただ、初心者の方にとって、バーを胸の近くまでおろすときにかなり苦しくなると思います。

ここで注意してほしいのはこれでは大胸筋のストレッチではなく、肩のストレッチになってしまうこと。

また、このトレーニングはフォームがとても難しいです。

慣れている方だと、垂直に上げる正しいフォームによって、大胸筋を鍛えることができますが、初心者の方がやると、どうしても斜めに上がってしまい、ラックにぶつかるケースが多いです。

効果はある程度ありますが、大胸筋ではなく肩に効いてしまうほか、フォームも崩れやすく、肩を痛めてしまう恐れもあります。

そのため、初心者の方にはオススメしにくい種目になっています。

バックプレス

バックプレスとは、バーを後ろに担ぎ、スクワットのような状態にしてバーを上に持ち上げる種目です。

慣れている方だと、耳の位置までおろしますが、初心者の方ですと、下までおろしてしまいます。

これだとかなり肩のストレッチが強く、キツイ状態になってしまいます。

関節への負担にも繋がってくるため、初心者の方へはあまりオススメできない種目になってしまいます。

ベントオーバーローイング

背中の種目として好まれているこちらのトレーニング。

このように、前傾した状態でバーを引いていきます。

この前傾姿勢がベントオーバーと言いますが、初心者の方はこの姿勢がとれない方が多いです。

ある程度トレーニングに慣れた方だとハムストリングや大殿筋に効き、問題なくできると思いますが、初心者の方が行うと、腰ばかりに負担が来てしまいます。

また、この、ベントオーバーの姿勢をとるだけでかなり意識が持っていかれてしまい、バーを引くことに意識が向かないことが多いので、こちらもあまり初心者の方へはオススメできません。

ここまで、胸や背中の筋肉を鍛える際に初心者にオススメしにくい種目についてご紹介してきました。いずれも筋トレに取り組む際には、よく見る種目とあって、もし行う際にはトレーナーなどにつき、しっかり正しいフォームを学んだ上で行ってほしいとのこと。

動画内では、このほかにも脚、そして腕に関して初心者にオススメしにくい種目についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

山本 義徳(やまもと よしのり)

静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数60万人を超える。

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