青木さやか「休みの日は、ベッドでお菓子とNetflix三昧。『私たちのブルース』という韓流ドラマにハマってラーメンを鍋から…」

2024年2月26日(月)12時0分 婦人公論.jp


くつろぐクティ。シティもチラ見え(写真提供◎青木さん 以下すべて)

沢尻エリカさん演じる主人公の大家さんとして出演していた舞台『欲望という名の電車』が、2月25日に無事千秋楽を迎えた青木さやかさん。TVや舞台、執筆、子育て、ボランティアと忙しく過ごす中、どのようにお休みをしているんでしょう?今回は「幸せな休日を過ごす人として」です。

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連載「青木さやか「沢尻エリカさん初主演舞台『欲望という名の電車』で大家さん役に。重厚な内容の舞台、お稽古の毎日の楽しみは…」はこちら

今日はどこにも出かけない


休みの日。朝起きて娘を学校へ送り出し、比較的元気だったので、よし出かけようか、誰か誘ってランチでも、と思ったが、いや待てよ。今日はどこにも出かけないでいよう、と決めて朝の8時にビールを飲むことにした。

こうすれば運転はしないでおける。わたしはすぐに出かけてしまう癖があるのだ。

窓を開けて床の掃除と洗濯を済ませた。テーブルと椅子の位置を少しずらすと、気分が変わり嬉しかった。ベッドに横になり、2匹の猫と布団に入った。家は網戸になっていて寒々とした新鮮な空気がヒューヒューと入ってくる。朝は窓を開けたい。

寒い寒いと猫とくっついて、ベッド横には、麦チョコとポテトチップスと炭酸水を準備した。

ご褒美時間


10代20代、いや30代までコタツで甘いのと辛いのとお菓子を交互に食べながら朝を迎えることはしばしば。もうカタツムリかもしれない、と思うほどずっとそこで生活していた。何より楽しい時間だった。

今でも時折、このご褒美時間を自分にあげることにしている。ベッドでお菓子なんて、結婚したらできないかもしれないが、今のところ男の人と暮らす予定も希望もない。

大体、今から男性と暮らすことを考えると、わくわくより大変そうだ大変そうすぎる!が圧倒的に勝つ。わたしほど、男と暮らしたい人間は居なかったはずなのに。

まあ、人生どうなるかはわからないが今日は、1人でベッドでお菓子三昧Netflix三昧と決めた。

『私たちのブルース』


舞台『欲望という名の電車』で共演中、福田転球さんが教えてくれた『私たちのブルース』という韓流ドラマに目下ハマっているわたしである。

チェジュ島に住む、中年男女を中心とした人間模様を描いているこのドラマ。イ・ビョンホンが、車で生活する貧乏な「なんでも屋さん」なのだが、これがまたかっこよくなくて素敵なのだ。


本連載から生まれた青木さんの著書『母』

何かの理由でお母さんとの折り合いが悪く、デートを重ねた女性には思いきりフラれたりするのだが(わたしと似てる!)出てくる女性たちは、可愛い〜と声に出してしまうほどキュートで、海人さんたちは逞しく面白い。田舎だから、すぐに噂話が広がって、めんどくさそうな温かい町である。

わたしは最近、数十分時間ができると、Netflixを開き、この作品を見てきた。続きが見たくてたまらないのだ。

幸せな休日


そういえば、この感覚。子どもの頃はよくあった。

小学生の頃は『大草原の小さな家』中学生の頃は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』高校の頃は『夢で逢えたら』

毎週どれほど楽しみにして、終わるのがつらくて、このCMの後は終わってしまうのか?とハラハラした。

見たくてたまらない!

そんな作品に出逢えてわたしは幸せだ。

さて、今日はドラマ内のイ・ビョンホンのインスタントラーメンを食べるシーンに合わせて、わたしもインスタントラーメンを食べるという企画を立てた。

イ・ビョンホンと同様、鍋からそのまま食べようと思う。

イ・ビョンホンと同様、カタ麺のラーメンのみ、で食べようと思う。

こんな幸せな休日は、なかなかない。

婦人公論.jp

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