ジーン・ハックマンさん、自宅で生きたまま発見された2匹の犬は無事 「とても責任感のある飼い主だった」と友人が証言

2025年3月3日(月)18時0分 クランクイン!

先日、米ニューメキシコ州サンタフェの自宅で妻と愛犬1匹とともに亡くなっているところを発見された『フレンチ・コネクション』や『許されざる者』で知られる名優ジーン・ハックマンさん。残る2匹の愛犬は健康であることが地元保安官により確認された。

 現地時間2月26日、妻でピアニストのベッツィ・アラカワさん(63)とともに亡くなっているのが発見されたハックマンさん(95)。彼はキッチン横の土間でサングラスを掛けた状態、妻は浴室で倒れており、愛犬3匹のうち、1匹も遺体で発見された。

 Peopleによると、当局は敷地内を捜索した際に、残りの2匹の無事を確認。「サンタフェ郡動物管理課は家族と協力の上、2匹の犬の安全を確保した」と声明で述べ、2匹が「健康」であることを明らかにした。

 夫妻とは90年代から親しくしているという友人家族は同サイトに対し、「2人はいつも、ジャーマンシェパードのレスキュー犬を飼っていましたが、犬をよく世話し、とても責任ある飼い主でした」とコメント。妻のアラカワさんは高齢のハックマンさんの健康を気に掛け、新型コロナウイルス感染症を防ぎつつも活動的に過ごせるよう心掛けるなどしており、夫妻は「仲が良かった」と話している。

 なお、ベッツィさんの遺体には、腐敗や顔の膨張、手足にミイラ化が見られ、ジーンさんの遺体も近い状態だったと伝えられているが、当局によると、発見されるまで死後9日が経過していたという。2人が一緒に亡くなるに至った経緯や死因については、今後も捜査が続けられる模様だ。

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