アナウンサーらを取引先との会合に利用…フジ第三者委員会「不適切」
2025年3月31日(月)16時22分 マイナビニュース
フジテレビの一連の報道を受けて設置された第三者委員会は31日、調査報告書を公表。これまでに「不適切な会合」があったと認定した。
報告書では「フジテレビの一部には、社員・アナウンサーらが取引先との会合において、性別・年齢・容姿などに着目され、取引先との良好な関係を築くために利用されていた実態はあったというべきであり、不適切である」と判断。
過去にはセクハラ行為を伴う飲み会等が存在していた事実も認められ、その傾向は特にバラエティ制作局において顕著だったという。
また、ヒアリングに対して「最近はそのような不適切な会合は減少している」と回答する人が多かったが、「現在の経営幹部等がかつて不適切な会合を経験してきたと想定される点は留意を要する。今後旧態依然とした不適切な会合が復活する事態が生じないよう、十分な意識改革と防止策が必須となる」と提言した。