B'z、約30年ぶりの2Dアニメ劇場版『ルパン三世』主題歌を書き下ろし
2025年4月4日(金)20時0分 マイナビニュース
ロックバンド・B'zが、劇場版アニメ『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』(6月27日公開)の主題歌を担当することが4日、わかった。
同作は『ルパン三世』約30年ぶりの2D劇場版アニメーション・完全新作。近年の『ルパン三世』新作アニメシリーズを数々手がけている鬼才・小池健氏が監督を務める。
今作の主題歌は、B'z書き下ろしの新曲「The IIIRD Eye」に決定。ギター・松本孝弘は、「子供の頃から観ていたルパン三世の音楽を担当させて頂ける事は光栄ですし、大変嬉しく思いました。お話を頂いてすぐに楽曲制作に取り掛かりました。オファーを受けて先ず“JAZZY”というキーワード、イメージが浮かびました。B'zのROCKとJAZZY、そしてゴージャスなホーンセクションのMIXTUREでおもしろい作品になったと思います」と語り、ボーカル・稲葉浩志も「クールさを一段と増した『LUPIN THE IIIRD』の“緊張感”を意識しながら、終わりのない欲望と、それに飲み込まれないある種の高潔さのようなものを込めました」と明かした。
また、同楽曲が響きわたるティザー予告も解禁。かの名高き怪盗ルパンの孫で伝説の大泥棒・ルパン三世、プロフェッショナルなガンマン・次元大介、斬鉄剣の使い手・石川五ェ門、様々な顔を持つ謎の美女・峰不二子、そしてルパンの宿敵・銭形警部とお馴染みの面々のスタイリッシュな姿が次々と映し出され、未知なる冒険の予感を漂わせている。
今回彼らが狙うのは、地図にない謎の島に眠る莫大な財宝。映像の最後には水中へと沈みゆく衝撃的なルパンの姿が映し出され、予測不可能な展開を予感させている。
コメント全文は以下の通り。
○松本孝弘
子供の頃から観ていたルパン三世の音楽を担当させて頂ける事は光栄ですし、大変嬉しく思いました。お話を頂いてすぐに楽曲制作に取り掛かりました。
オファーを受けてまず“JAZZY”というキーワード、イメージが浮かびました。そこから発展させてこの形に辿り着きました。B'zのROCKとJAZZY、そしてゴージャスなホーンセクションのMIXTUREでおもしろい作品になったと思います。
ルパン三世は1971年に放映された最初のTVアニメから毎週楽しみに観ていました。痛快なアクション+峰不二子のセクシーさが加わって、当時の他のアニメとは一線を画す大人な作品でした。お気に入りのキャラクターはルパン始め、次元、五エ門、銭形警部、皆んな好きです。でもやっぱり峰不二子かな。エンディングで流れる曲“ワルサーP38”は今聴いても哀愁があってカッコ良いです。
○稲葉浩志
クールさを一段と増した「LUPIN THE IIIRD」の“緊張感”を意識しながら、終わりのない欲望と、それに飲み込まれないある種の高潔さのようなものをこの「The IIIRD Eye」に込めながら制作しました。目を見張るような映像、ストーリーとともにお楽しみください。
原作:モンキー・パンチ (C)TMS
【編集部MEMO】
B'zは、松本孝弘(ギター・作曲、プロデュース)と稲葉浩志(ボーカル・作詞)からなるロックバンド。数多くのアーティストのスタジオ・ワーク、ツアー・サポート等の活動をしていた松本が、自らの音楽を表現できるバンドをつくるという構想のもと、稲葉と出会い、1988年に結成。同年9月21日にシングル「だからその手を離して」とアルバム『B’z』の同時発売でデビュー。