ユアンは「描いた通りの人物」S・キングが明かす『ドクター・スリープ』特典映像

2020年4月8日(水)16時0分 シネマカフェ

『ドクター・スリープ』(c) 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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スティーヴン・キングの原作を映画化した『ドクター・スリープ』。現在デジタル先行配信中、本日4月8日(水)よりブルーレイ・DVDがリリースされることを記念して、映像特典から原作者キングとマイク・フラナガン監督、主演ユアン・マクレガーによるインタビューの一部が公開された。



この度公開されたのは、特典映像に収録されている<シャイニングからドクター・スリープへ>の映像の一部。監督・脚本・編集を手掛けるフラナガンは、子どもの頃からキングのファンで、スタンリー・キューブリック監督による『シャイニング』に影響を受けているひとりでもある。


「『シャイニング』の世界に戻りダニーに会えること、自分が監督できることが光栄だった」という彼がメガホンをとった本作は、キング自身やキューブリックの遺族らが太鼓判を押すほどで、原作と映画の違いもうまく調和させながら続編となる世界を作りあげている。彼は本作について「この映画はホラー映画の金字塔の続編であり、多くの影響を与えた象徴的な人物が出てくる。それはダン・トランス(ダニー)だ。彼は暗く恐ろしい世界で、まだ“シャイニング(特殊な力)”について悩んでいる。彼の旅の続きを描くんだ」と話す。「ホラー的な要素はキャラクターと同じ力を持つ。僕はそう信じている。それはスティーブン・キングの本を長年読んで学んだことなんだ」。

一方、原作者であり、ダニーの生みの親であるキングは登場人物を描く際に「アタマの中にアイデアはあっても、登場人物の顔は見えない。本の中では身体的な描写をあまり書かない」と明かす。その理由は「彼の目で世界を見ているから」と語る。


主人公であるダン・トランス(ダニー)役のユアンは、「ダニーは5歳で父を亡くし、父親のトラウマを抱えている。恐ろしい体験をした少年は、“シャイニング(特殊な力)”とどう向き合うかを考えた」と演じるにあたっての思いを語っているが、そんなユアンについて、キングは「映画を見ているとユアン・マクレガーが演じているダニーだとは思わなくなる。ダニー自身だと思うんだ。僕が描いた通りの人物だ」と、満足そうな表情で答えている。


『ドクター・スリープ』はデジタルセル・レンタル先行配信中、ブルーレイ/DVDセルリリース・レンタル中。

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