木村拓哉主演のドラマ『教場』が映画化 2026年に公開へ
2025年5月27日(火)15時30分 マイナビニュース
警察学校を舞台にした長岡弘樹氏による同名小説をドラマ化して大きな話題を呼んだ木村拓哉主演のドラマ『教場』(フジテレビ系)がこのほど、同シリーズが劇場版として映画化されることになった。公開は2026年を予定している。
未来の警察官を育成する警察学校="教場"で、木村拓哉演じる冷酷無比な鬼教官・風間公親と、様々な思いを抱いて入学してきた生徒たちの息詰まる対峙を描いたドラマ『教場』。その緊張感溢れる物語は多くの読者を魅了して原作は累計130万部を突破し、2020年にはSPドラマ『教場』として初めて映像化された。白髪交じりの髪と義眼が印象的な風間の厳しさと、木村の新境地とも言える演技が話題を呼び、その後も2021年にSPドラマ第2弾『教場Ⅱ』、2023年には風間の過去を描いた連続ドラマ『風間公親−教場0−』が放送された。
連続ドラマの放送から3年の時を経て、『教場』シリーズは新たなステージへ向かう。同シリーズを作り上げてきた木村、中江功監督、君塚良一氏(脚本)という最強のトリオが再び集結し、シリーズ初となる劇場版が制作される。
単発ドラマでは、警察学校という特殊な密室で、風間が生徒たちの間で起こる疑念や葛藤、そしてそれぞれが抱える秘密を鋭い眼光で見抜き、次々と退校届を突きつけていった。過酷な訓練の中で繰り広げられる生徒たちの生き残りをかけたサバイバル、そして風間との鬼気迫る演技合戦が見どころに。
さらに、連続ドラマ『風間公親—教場0—』で描かれたのは、風間が右目とバディを失った壮絶な過去。そこには、森山未來演じる殺人犯・十崎波琉との深い因縁があった。15年前、風間によって逮捕された十崎は出所後、風間を付け狙い、かつての相棒・遠野章宏(北村匠海)を殺害して風間の右目を奪ったのだ。連続ドラマの最終回では、そんな宿敵・十崎が風間の前に登場。劇場版では2人の対決の行方も注目される。
【編集部MEMO】
木村拓哉は、1972年11月13日生まれ。52歳。東京都出身。国民的アイドルグループ・SMAPのメンバーとして人気を呼び、グループ在籍時から俳優として活躍。テレビドラマ初出演の『その時ハートは盗まれた』(1992年フジテレビ系)を皮切りに、これまで多くのドラマや映画に出演している。昨年は主演映画『グランメゾン・パリ』が公開されて話題を集めた。倍賞千恵子と共演した映画『TOKYOタクシー』(山田洋次監督)の公開も11月に控えている。