ホロライブVTuber、「改造ROM」疑惑で中古ゲーム企画中止 「正直もう怪しすぎる」「偽物だったら意味ないから」
2025年4月8日(火)18時29分 J-CASTニュース
人気VTuberグループ「ホロライブ」所属の兎田ぺこらさんが2025年4月3日にライブ配信を行い、ゲーム企画で使用した中古ソフトについて、データが改ざんされた「改造ROM」ではないかとの疑惑が寄せられていることに言及した。
真贋の判断がつかないようで「グレー、もう分からない」とするも、企画中止を発表している。
2004年発売のソフトで企画も...「改造だったらぺこらもやりたくないし、やれないから」
兎田さんは3月24日の配信で、ゲームボーイアドバンス用ソフト「ポケットモンスター エメラルド」(04年発売)で幻のポケモン「ミュウ」の色違いを手に入れる企画を始めていた。
まず下準備として、既に配布終了したレアアイテムを備えたROMが必要になるため、数十本の中古ソフトを次々に検証。条件から外れた中には、改造品だとコメントが殺到して兎田さんが「とんでもないソフトにも当たります」と話すものもあった。
29日の配信で目的のROMが見つかった。当時のチャット欄は喜び一色に見えたが、その後、これも改造品ではないかと疑いが広がる事態になった。
兎田さんは30日に同じROMを使った一方、4月3日になって「もうグレー、もう分からないから、もうしない、にします」と企画中止を発表。疑惑について伝えながら、「改造だったらぺこらもやりたくないし、やれないから。ミュウを狙う配信を一応やめてたの」と対応を説明した。
「皆さんにお騒がせしたこと、まず謝罪」
真贋をめぐる情報が錯綜しているとして判断に困る様子を伝えながら、「正直もう怪しすぎる」「どっちが正義かも分からないし、偽物だったら意味ないから。だったらもうやらない」などと決定に至ったという。
視聴者に向けては「これでちょっとね、皆さんにお騒がせしたこと、まず謝罪。ごめんなさいと。多分楽しみにしてくれてた人もいたと思う、本当にすみませんと」と詫び、
「やっぱ疑惑が流石に出てるのにやり通すのはぺこらの信条じゃないし、見てる人も不安になっちゃうと思うから。また別のチャンスで、来ることを祈ろうと思います」
とも考えを伝えている。